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矢野経済研究所、住宅リフォーム市場に関する調査結果を発表
住宅リフォーム市場に関する調査結果 2014
〜2013年の住宅リフォーム部位別構成比で最も高いのは大規模リフォーム〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内住宅リフォーム市場の調査を実施した。
1.調査期間:2014年4月〜6月
2.調査対象:住宅リフォーム関連事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、及び文献調査併用
<住宅リフォーム市場とは>
本調査における住宅リフォーム市場とは、「10m2超の増改築工事」・「10m2以下の増改築工事」・「設備修繕・維持関連」・「家具・インテリア等」の4分野をさす。
【調査結果サマリー】
◆2013年の住宅リフォーム市場規模は、前年比12.4%増の約7.0兆円
2013年の住宅リフォーム市場規模は前年比12.4%増の6兆9,606億円と大幅増であった。分野別にみると、「増改築に関わる費用」が前年比9.0%増、「設備修繕・維持関連費」が同15.7%増、「家具・インテリア」が同4.2%減となった。
◆2014年の住宅リフォーム市場規模は前年比約2%減の約6.8兆円、
2020年の市場規模は2010年比約35%増の8兆円までの拡大を予測
2014年の住宅リフォーム市場規模は、前年比約2%減の約6.8兆円を予測する。また、国の政策の後押しやリフォーム適齢期を迎える住宅ストック数の増加、リフォーム事業者による提案強化による単価アップなどにより、市場が大きく活性化された場合、2020年には8兆円(2010年比約35%増)まで拡大すると予測する。
◆2013年の住宅リフォーム部位別構成比で最も高いのは大規模リフォームの24.9%
2013年の住宅リフォーム市場規模を部位別構成比でみてみると、最も高い比率は大規模リフォーム(リフォーム金額500万円以上)で24.9%である。大規模リフォームはある程度の資産を持っている層を中心とした市場であり、それゆえ大規模リフォームの動向は株価と相関性が高いといわれる。2013年は消費増税前の駆け込み需要に加え、株価上昇が大規模リフォームの成長要因になったと考えられる。
【資料発刊】
資料名:「2014年版 住宅リフォーム市場の展望と戦略」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C56108600
※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照