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ヤマハ、バイオマス由来樹脂製 ヤマハ ソプラノリコーダーを発売
音のまろやかさと吹き心地が向上
世界初(*)、環境に優しいバイオマス由来樹脂を楽器に採用
バイオマス由来樹脂製 ヤマハ ソプラノリコーダー
『YRS−401』『YRS−402B』
−2014年10月発売−
※製品画像は添付の関連資料を参照
ヤマハ株式会社は、リコーダーの新製品として、環境に優しいバイオマス由来樹脂(注)を世界で初めて(*)使用した、ヤマハソプラノリコーダー『YRS−401』『YRS−402B』を2014年10月から発売します。
<価格と発売日>
品名 :ヤマハ ソプラノリコーダー
品番 :YRS−401
運指タイプ :ジャーマン式
価格 :2,268円(税込) 2,100円(税抜)
発売日 :10月
品名 :ヤマハ ソプラノリコーダー
品番 :YRS−402B
運指タイプ :バロック式
価格 :2,268円(税込) 2,100円(税抜)
発売日 :10月
◎初年度販売予定数:合計30,000本(2品番計)
<製品の概要>
リコーダーは、バロック時代(17世紀頃)に起源を持つ伝統的な木管楽器で、音が出しやすく、音程もずれにくいため、子どもが音楽の旋律を初めて奏でるのに適しています。学習指導要領で小学校3年生からリコーダー(旋律楽器)を使って学習することが記述されており(後述参考資料参照)、授業で使用される機会が多いことから、日本人にとってなじみの深い楽器となっています。
当社は、1967年からリコーダーの製造・販売を開始しております。中でもABS樹脂製リコーダーは、優れた耐衝撃性、木製リコーダーにも匹敵する音色、正確な音程、価格等が評価され、多くの小・中学校の授業で採用されています。
このたび発売するソプラノリコーダー『YRS−401』『YRS−402B』は、生物資源から作られたバイオマス由来樹脂を世界で初めて(*)採用した楽器で、「環境に優しい」かつ「楽器としての性能向上」を実現させたものです。バイオマス由来樹脂として、東レ株式会社(以下東レ)が開発したポリ乳酸系樹脂「エコディア(R)」(注)を採用し、同社と共同開発したオリジナル材料を使用しています。
ポリ乳酸系樹脂「エコディア(R)」の採用により、樹脂製でありながらも木製リコーダーのような芯のあるまろやかな音色と、音の鳴りやすさとともに、植物をイメージするカラーデザインを実現しました。
なお、バイオマス由来樹脂製のリコーダーの使用により、ABS樹脂製に比べて約20%の二酸化炭素削減が実現できます。仮に全国の小学校1学年(100万人想定)がバイオマス由来樹脂製リコーダーを採用すると、約230tの二酸化炭素の排出を抑えられます。
詳細は以下の通りです。
*市販楽器として。2014年6月現在、当社調べ。
※以下、主な特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
<製品についてのお問い合わせ先>
■一般の方のお問い合わせ先
株式会社ヤマハミュージックジャパン 楽器営業本部 商品企画部 教育・アクセサリー企画課
〒108−8568 東京都港区高輪2−17−11
TEL:03−5488−1686
<エコディア(R)についてのお問い合わせ先>
■一般の方のお問い合わせ先
東レ株式会社 樹脂・ケミカルGR・LI事業推進室
〒103−8666 東京都中央区日本橋室町2−1−1
TEL:03−3245−5186