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JALと野村総研、空港旅客業務の先進化に向けiBeaconとスマートウォッチを活用した実証実験を開始
〜「チャレンジ JAL」宣言 第3弾 〜
JAL×NRI、空港旅客業務の先進化に向け、iBeaconおよびスマートウォッチを活用した実証実験を開始
〜お客さまへのスピーディーな対応と、より効率的なスタッフの配置を実現〜
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:植木 義晴、以下「JAL」)と株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、2014年7月16日より約1カ月間、iBeacon(※1)ならびにスマートウォッチ(※2)を活用し、空港旅客業務の先進化に向けた実証実験を開始します。
※1 iBeacon:Apple社が2013年に発表した、BLE(Bluetooth Low Energy)を用いた端末の接近検知の方式。iBeaconはApple Inc.の登録商標です。
※2 スマートウォッチ:スマートフォンと連動して、情報の表示やアプリケーションの実行が可能な腕時計型端末。
羽田空港第1旅客ターミナルビルにおいて、各搭乗ゲートに設置されたビーコンが発する信号を、搭乗ゲート担当のJALスタッフ(以下、「スタッフ」)が持つスマートフォンが受信することにより、スタッフの所在・配置状況をコントローラーデスクの担当者が遠隔地からリアルタイムに把握することができるようになります。これにより、お客さまへのスピーディーな対応と、より効率的なスタッフの配置が実現します。また、スタッフがウェアラブルデバイス(※3)であるスマートウォッチを装着することで、携帯情報機器や無線機を取り出すことなく、業務に必要な情報の入手や共有を行える環境を整えます。
※3ウェアラブルデバイス:身に着けることが可能な画面ならびに音声通話やメール機能を持つ小型情報機器。
*参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
今回の実証実験において、NRIは、iBeaconを活用したスタッフの位置情報の検出や所在位置の表示と、配置指示などのメッセージをスマートウォッチに配信するシステムの開発を担当します。
*参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
実証実験は、「GALAXY S5並びにGear2」に加えて、AndroidWear(TM)(※4)を搭載したLG G Watch(※5)など、最新のスマートウォッチにつきましても対象としており、お客さまの利便性向上に寄与するさまざまな活用シーンを含めた検討を予定しています。
JALはお客さまに常に新鮮な感動を得られるような最高のサービスをご提供するため、「チャレンジJAL」宣言のもと、グループ一丸となり今後も新しいことに積極的に取り組んでまいります。
*ロゴは添付の関連資料を参照
NRIは企業と共同で新たな価値・サービスの創出を目指す「NRI未来ガレージ」の一環として参画しています。NRI未来ガレージは今後も新たな挑戦を続けてまいります。
※4 Android Wear(TM):Google Inc.が提供するウェアラブルデバイス向けのAndoroid OSの拡張。Android Wear(TM)は、Google Inc.の商標です。
※5 LG G Watch:LG Electronics Inc.が2014年6月26日より販売を開始した、スマートウォッチ。LG G Watch powered by Android Wear(TM)。
以上