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竹中工務店、タイにローカルスタッフの施工管理能力向上へ体験型研修施設をオープン

2014-07-09

タイに、ローカルスタッフによるローカルスタッフのための研修施設オープン
〜施工管理能力の更なる向上、知識・技術の伝承を図る
体験型研修施設「タイ竹中技術訓練場TAKSA」〜


 竹中工務店(社長:宮下正裕)の海外現地法人・タイ竹中(代表:温湯公人)は、ローカルスタッフの施工管理能力の更なる向上、知識・技術の伝承を目的とした体験型研修施設「タイ竹中技術訓練場TAKSA(タクサ)」(※1)を、バンコク郊外のバンパコン地区に建設し、研修を開始しました。

 (※1)TAKSA:タイ語で「技術」を意味する"タクサ"とし、その表記は「TAKENAKA」の"TAK"と「Sustainable Ability」の頭文字"SA"を組み合わせて命名。


■TAKSA設立の背景
 本年3月に設立40年を迎えたタイ竹中においては、現在、作業所の施工管理は、在籍期間が10年を超えるスタッフが中心となって進めています。一方で、近年のタイにおける日系企業を中心とした旺盛な設備投資に対応するとともに、中長期的なタイでの事業展開を視野に、タイ竹中では、優秀な新卒者を採用し、OJTのみならず、Off−JTでの育成を強化するという方針を打ち出しています。そうしたなか、施工管理能力の更なる向上と知識・技術の伝承を確実に図り、確実な品質の確保を目指して、「TAKSA」を設立しました。


■TAKSAで実施する研修について
 TAKSAは、当社が兵庫県に2011年に設立した体験型研修施設「想(おもい)」(※2)の"見て・触れて・体得する"ことで、ものづくりの基本を学び、技術を伝承するというコンセプトをベースに、視覚的にも分かりやすいように躯体・仕上・設備工事における実大サンプルを多数展示しています。また、研修の企画から学習のプログラムの策定・実施までをローカルスタッフが中心に行い、現地の問題・実情に合わせた「現地目線」で運営するのが特徴です。このたび開講した入社5年未満のローカルスタッフを対象にした「初級コース」では、講師をベテランローカルスタッフが務めています。
 今後は、「中級コース」、「上級コース」を開講し、タイ竹中の中堅および上級スタッフの研修を実施するほか、協力会社のスタッフの研修も計画。将来的にはタイを東南アジア諸国の「教育のハブ」にし、同様にローカルスタッフの教育の充実を検討している近隣国の現地法人にも活用してもらえるよう施設とカリキュラムの充実を図ります。

 (※2)「想」:実物大躯体を用いたゼネコン初の体験型研修施設(2011年1月オープン)。
     URL:http://www.takenaka.co.jp/news/2011/02/01/index.html

 *参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照


■施設について
 コンテナハウスを切妻屋根で覆ったシンプルな形とし、自然換気、自然採光を取り入れた省エネ建築。将来の拡張も視野に入れている。

 *参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照


「タイ竹中技術訓練場TAKSA」概要
 施設名称:タイ竹中技術訓練場TAKSA
 所在地:バンパコン地区 アマタナコン工業団地
 構造/階数:S造/平屋
 敷地面積:2,400m2
 建築面積/延床面積:378m2


■タイ竹中の概要
 設立:1974年
 代表:温湯公人
 売上高:18,453百万円(2013年)
 資本金:20,000千バーツ(2014年4月現在)
 従業員数:461人(うち現地採用ローカルスタッフ427人)



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