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三菱樹脂、中国・無錫市に太陽光利用型植物工場の販売拠点の合弁会社を設立

2014-07-09

中国・無錫市に太陽光利用型植物工場の販売拠点となる合弁会社を設立


 三菱樹脂株式会社(本社:東京都千代田区 社長:姥貝 卓美)の子会社で、太陽光利用型植物工場を展開する三菱樹脂アグリドリーム株式会社(本社:東京都中央区 社長:大林 厚 以降、当社)は、中国・江蘇省を中心に展開する農業協同組合の江■省供■合作総社(本社:江蘇省南京市 以降、チャイナコープ社)の子会社の無錫市三陽生態農業発展有限公司(本社:江蘇省無錫市 以降、無錫三陽社)と、太陽光利用型植物工場の中国の販売拠点となる合弁会社として無錫菱陽生態農業設施科技有限公司(本社:江蘇省無錫市 以降、無錫菱陽社)を設立しました。

 *■印の文字の正式表記は添付の関連資料を参照

 当社は、チャイナコープ社と共同で、2011年11月に中国・江蘇省無錫市の無錫三陽社に太陽光利用型植物工場の実証設備(1,000m2)を建設し、栽培試験と現地スーパーでの販売を通じたマーケティングを進めてきました。その結果、中国において食の安全・安心に対する意識の高まりを背景に、植物工場で栽培する無農薬野菜に対するニーズを確認し、植物工場の事業採算が見込めると判断したことから、太陽光利用型植物工場の販売及び販売後の技術サービス等を手掛ける無錫菱陽社を設立し、本日、開業式を実施しました。

 無錫菱陽社が販売する太陽光利用型植物工場は、人工光を用いた完全閉鎖型苗生産装置「苗テラス(※1)」で苗を育て、その苗を、高機能性フィルム(被覆材)を使用した農業ハウス内に移し、葉菜類用養液栽培システム「ナッパーランド(※2)」によって、ほうれん草、春菊、水菜、小松菜、青梗菜等を栽培するものです。通常の土耕栽培に比べて、高品質な無農薬野菜をより多く安定的に生産できる特徴があります。

 今後、無錫菱陽社は、当社の日本で永年培ってきた植物工場の栽培ノウハウと、チャイナコープ社の幅広い販売ネットワークや農業関係者の信頼を有効に活用し、沿岸部から内陸部まで中国全土を対象とした事業展開を図り、農業経営者などに対して2017年までに合計50ヶ所の販売目標を掲げています。
 なお、本年9月に、顧客に販売する規模の植物工場(3,000m2)を無錫三陽社に設置し、事業運営のモデルケースとして顧客に提案をしていく予定です。

 三菱樹脂グループは、安全・安心かつ高品質な野菜を提供する次世代アグリビジネスを国内外で普及に努め、三菱ケミカルホールディングスグル―プが提唱するKAITEKI(※3)の実現を目指してまいります。

 ※1 密閉空間で温度管理、光照射・灌水等を自動管理し、丈夫で均質な苗を短期間で育てるための設備
 ※2 水に養分を溶かした養液を循環させて、葉菜類を栽培するシステム。
 ※3 人にとっての心地よさに加え、社会にとっての快適、地球にとっての快適を併せもったもので、真の持続可能な状態


 *以下、新会社の概要などリリース詳細は添付の関連資料を参照



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