Article Detail
アンドール、ポリゴンデータ編集システム「STL工房」を発売
ポリゴン(※1)データ編集システム
STL工房<新製品>
1クリックで大容量ポリゴンデータを簡略化!
7月14日より発売開始
アンドール株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役 笹淵裕司、資本金:50,188万円)は、ポリゴンデータ編集システムSTL工房(エスティエルコウボウ)を2014年7月14日より発売開始いたします。
昨今、非接触3次元計測器や3Dプリンタの普及に伴い、ポリゴンデータを取り扱う機会が増えています。3Dプリンタで高精度な造形を出力するにはモデルのファイル容量が膨大になり大容量のデータを取り扱うのに時間がかかるなど、大容量データに対する解決策をお客様よりご要望を頂いておりました。
STL工房バージョン1.0は、「1クリックで簡略化できる操作の簡単さ」、「出力されるデータの品質の高さ」、「国産であることのサポートの良さ」を実現したSTL編集システムです。
弊社で長年培ったCADのノウハウを活用し販売中の図面から3D造形ソリューションシステム CADSUPER Works(2D/3DCADシステム)や3Dプリンタと本ソフトウェアのセット販売によりお客様の利便性向上をいたします。
◆STL工房の主な特長
「STL工房/簡略化」
(1)STLデータを軽量化しつつ形状の特徴を保つ『ポリゴンメッシュの簡略化』<新商品>
膨大なポリゴンのデータサイズを削減するために、ポリゴンメッシュの形をできるだけ変えないようにして、ポリゴン数を減らす機能です。サイズの圧縮率は数値(%)で指定できる簡単操作です。
※ポリゴンメッシュの簡略化『理化学研究所 産業界との融合的連携制度の成果』
「STL工房/スムージング化」
(2)STLデータ形状の特徴を保つ『ポリゴンメッシュスムージング』<新商品>
ざらついたポリゴンメッシュを滑らかにする機能です。従来のスムージング方法では、折れている稜線が丸みを帯びることや、丸みを帯びた稜線の丸み半径が大きくなるという傾向がありますが、本ソフトウェアでは稜線の丸みの変化を少なく保つことができます。
「STL工房/細分化」
(3)STLデータ形状のふくらみを考慮する『ポリゴンメッシュの細分化』<新商品>
ポリゴンメッシュが粗いと、ポリゴンの平面が目立ち、滑らかな造形物を作ることができません。周辺のポリゴンとの位置関係から、各ポリゴンの三角形内部のふくらみを推定し、ふくらみを考慮した細かなポリゴンに分割する機能です。
※1:ポリゴン
3次元コンピュータグラフィックスで、立体図形を表現するときに使用する多角形のことをポリゴンといいます。三角形や四角形などの微小な多角形を敷き詰めて、物体表面の形状を表現します。計測データの表現や、3Dプリンタの入力には通常、計算のしやすさから、三角形の集まりで使われております。
なお、本ソフトウェアは第25回設計・製造ソリューション展(6月25日〜27日 東京ビッグサイト)アンドールブース(東2ホール 小間No:11−20)で展示しております。
◆発売時期:2014年7月14日
◆販売価格:STL工房/簡略化システム
STL工房/スムージング化システム
STL工房/細分化システム
各システム 定価¥100,000−(税抜価格)+消費税
(保守料:別途有料)