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IHIグループとJIRCAS、「パームプランテーション事業における環境対策技術の開発」を共同研究

2014-06-25

「パームプランテーション事業における環境対策技術の開発」に関する共同研究の締結


 独立行政法人国際農林水産業研究センター(所在地:茨城県つくば市、理事長 岩永 勝、以下 JIRCAS、http://www.jircas.affrc.go.jp/index.sjis.html)と株式会社IHI環境エンジニアリング(所在地:東京都江東区、社長:荻野 政之、以下 IKE)は、「パームプランテーション事業における環境対策技術の開発」に関する共同研究の契約を締結し、関連する処理技術の共同研究を経て、新技術開発の目処を得たので、お知らせいたします。今後は、株式会社IHIの協力を得て、事業化検討に入ることとなります。


1.背景:
 ・マレーシア、インドネシア、タイで主に生産されているパーム油の製造工程は、パーム果房(FFB)栽培からパーム油搾油迄の一連の工程に於いて、環境負荷の低減が求められています。パームプランテーション(農園)側では、農園拡張に於ける熱帯雨林の開墾による自然破壊、パーム古木(POT:Palm Old Trunk)の伐採後の放置により土壌汚染とその腐敗工程による大量のメタンガスの放出問題があり、また搾油工場(Palm Oil Mill)側では、搾油工程からの排水(POME:Palm Oil Mill Effluent)による水質汚染、汚濁物質の腐敗によるメタンガスの大量放出問題が指摘されているところであり、それらの改善が急務となってきています。


2.共同研究の内容:
 ・JIRCASの「POTからの糖液搾汁及びセルロースの微生物糖化技術」とIKEにて研究開発していたPOMEのメタンエネルギー化技術「高速メタン発酵リアクター(IHI−ICリアクター)を利用」を組合せて、POT、POMEの両方の有効利用を促すものです。

 これらによりパーム農園とパームミル両方に対して、環境対策技術と未利用バイオマスの利活用技術を提供することが可能となり、「環境負荷を低減しながら持続可能なパーム産業」への変換に貢献が出来ると判断し、今回の共同研究契約に従い、引き続き事業検討を行っていきます。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照



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