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EMCジャパン、クラウド規模の機能とスケールメリットを提供する「ViPR 2.0」を販売開始

2014-06-24

EMCジャパン、クラウド規模の機能とスケールメリットを提供する
新しいSoftware−Defined Storage(ソフトウェアで定義するストレージ)「EMC ViPR 2.0」の
販売開始を発表

ブロック データ サービスと新しいジオレプリケーション/ディストリビューション機能
を提供するとともに、OpenStackを通じて幅広いコモディティ サーバーとサードパーティ アレイをサポート


 2014年6月18日、東京発:
 EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、URL:http://japan.emc.com/)は、本日、Software−Defined Storage(ソフトウェアで定義するストレージ)プラットフォーム「EMC ViPR(ヴァイパー) 2.0」を7月1日より販売開始することを発表しました。「ViPR 2.0」は、既存と新規両方のストレージ インフラストラクチャの管理を自動化し、ITの第3のプラットフォームへの橋渡しをします。VMware、OpenStack、Microsoftが提供するハイレベルな管理・連携(オーケストレーション)ツールとも統合されており、より幅広いデータセンター ワークフローの一部として活用できます。

 「ViPR 2.0」は、「ViPR Controller(コントローラー)」と「ViPR Data Services(データサービス)」の二つの機能で構成されています。「ViPR Controller」は、プロビジョニングやレポーティングなどの様々なストレージ アレイの機能を一元管理する機能です。一方、「ViPR Data Services」は、ストレージ アレイが持つ高度なデータサービス機能で、ファイル ベースのプラットフォームにオブジェクト機能を提供し、コモディティ サーバーにブロック機能を提供します。「ViPR 2.0」は、ストレージ アレイの管理を簡素化しながら、ストレージ アレイが持つインテリジェントな能力をポリシーベースで完全に自動化します。


■「ViPR 2.0」の概要:
 ・企業・組織は次世代アプリケーションの開発基盤と、ビッグデータ分析基盤を入手することができ、ストレージ インフラストラクチャへの新しいアプローチを実現できます。
 ・従来サポートしているオブジェクトとHDFSに加えて、ブロック ストレージのサポートも開始しました。また、コモディティ サーバーもサポートします。
 ・ジオ(複数のデータセンター間での)レプリケーション/ディストリビューションをサポートします。
 ・従来のストレージ インフラストラクチャ(ファイル、ブロック)と新しいストレージ インフラストラクチャ(オブジェクト、HDFS)の両方の管理を一貫して自動化することが可能になります。このような環境によってデータセンターの信頼性が向上し、コストが削減され、IT部門はITの第3のプラットフォームを手軽に利用できるようになります。
 ・OpenStackを通じてこれまで以上に多くのサードパーティ ストレージ アレイをサポートします。


■ViPR Data Services:新しいストレージタイプと新しいアプリケーションをサポート
 「ViPR Data Services」に、「EMC ScaleIO(スケールアイオー)」を基盤にした「ViPR Block Services」機能が追加されました。これにより、「ViPR」の管理下にあるコモディティサーバーをベースとしたブロック ストレージ機能を提供します。さらに、従来のオブジェクトおよびHDFSストレージ環境においてもコモディティ サーバーをサポートします。

 また、「ViPR Object Data Services」に、データアクセス、統合性、保護機能を提供する新しい強力なジオスケールのストレージ機能による、マルチサイトサポートが追加されました。これは、「ViPR Object Data Services」が、複数の場所をカバーできるようになったことを意味し、技術の粋を極めたジオレプリケーション機能とジオディストリビューション機能(特許申請中)が、新たなレベルの効率性とパフォーマンスを提供します。また、「ViPR Object Data Services」が提供するコンプライアンス機能によって政府、医療、その他の業種で求められる厳しい要件を満たすことが可能になります。

 加えて、コンテンツ アドレスド ストレージ(CAS)「EMC Centera(センテラ)」のAPIをサポートしているので、「Centera」ユーザーは、ソフトウェアの変更をすることなく、「ViPR」がサポートしているすべてのプラットフォーム上で、「Centera」の機能とコンプライアンス機能を利用することができます。このように、新しい「ViPR Data Services」はユーザーがどこにいるのか、データがどこにあるのかに関係なく、いつでも必要なデータへのアクセスを提供します。


■ViPR Controllerの強化:
 「ViPR Controller」は、コモディティ サーバーをはじめ、EMC、Hitachi Data Systems、NetAppなど、これまで以上に幅広い範囲のストレージ アレイをネイティブにサポートします。
 また、OpenStack Cinderプラグインを通じてDell、HP、IBMのアレイもサポートします。
 「ViPR 2.0」のシンプルで統合された管理環境を使えば、ユーザーは既存のストレージ インフラストラクチャを自動化・標準化しながら、ポリシーベースの新しいストレージ インフラストラクチャへと移行することができます。

 「ViPR 2.0」では、「EMC VPLEX(ヴィプレックス)」および「EMC RecoverPoint(リカバーポイント)」との統合性と管理機能も強化され、EMCアレイのサポートが拡張されています。これにはマルチサイト機能の追加とマルチテナント環境の強化も含まれており、単一のネームスペースを通じて複数の場所の数百のテナントへスケールアップが可能なジオスケール ストレージ環境をサポートします。


■価格と提供について
 ・価格:「ViPR 2.0」:個別見積もり(初回購入時のみ、最小構成100TB以上の購入が必要)
 ・提供開始時期:「ViPR 2.0」:2014年7月1日
 ・提供について:EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。
 ・製品写真:「ViPR 2.0」:※添付の関連資料を参照


■EMCジャパン株式会社について
 EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/


 (C)2014 EMC Corporation.All rights reserved
 EMC、EMC2、Centera、RecoverPoint、ScaleIO、ViPR、VPLEXおよびEMCのロゴは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。



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