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日本IBM、トヨタ「T−Connect Apps」の車載機実行環境などに組込みソフトを採用
トヨタ「T−Connect Apps」の車載機実行環境および
アプリ開発環境に、IBM組込みソフトウェアを採用
日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、トヨタ自動車が同日に発表した新テレマティクスサービス「T−Connect」のサービスの一部である「Apps」サービスの車載機の実行環境およびディベロッパー向け基盤として、IBMのソフトウェア製品「IBM(R)Lotus Expeditor for Automotive(ロータス・エクスペディター・フォー・オートモーティブ)」が採用をされたことを発表いたします。
IBMは、トヨタ自動車が推進する、車載機向けのオープンなアプリケーション実行・開発環境の構築の基盤として、「IBM Lotus Expeditor for Automotive」を提供しています。
「IBM Lotus Expeditor for Automotive」は、アプリケーション配信、実行環境、アプリケーションライフサイクル管理、およびプラットフォーム固有サービスを提供するミドルウェアです。特に自動車産業分野において、追加アプリの導入により、車載機の付加価値を高め、クルマをより魅力的なものにする、という次世代車載機の要求に応えるため、以下の機能を提供します。
・車載機固有アプリケーションの配布・導入および実行環境
・車載機固有アプリケーションライフサイクル管理
・複数アプリ同時実行制御(含む使用リソース監視)
・アプリケーション間通信
・車両固有サービス、機能、データへのアクセス
・車載機固有要件に対応したUIフレームワークおよびGUI部品
・その他ユーザー管理、ライセンス管理
またこれらに加えて、車載機向けアプリを開発するディベロッパーに対して、車載機環境エミュレータを含んだ統合開発環境をソフトウェア・ディベロップメント・キット(SDK)として開発しました。SDKの利用により、アプリケーション開発初期において、車載機の無い環境でも簡単に車載機向けアプリケーションの設計・開発を進めることが可能となります。
トヨタ自動車は、「IBM Lotus Expeditor for Automotive」を「Toyota Open Vehicle Architecture(TOVA)」の車載機のミドルウェア、およびアプリケーション開発環境に採用することで、ディベロッパーやコンテンツプロバイダに対して、車載機が1つの新しいアプリケーションプラットフォームとして提供され、その上で動作する、「クルマならでは」の機能・サービスを有効に活用したアプリの開発・展開が促進され、車載機ひいてはクルマの価値向上を実現することが可能となりました。
以上
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Lotusは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
<関連情報>
「IBM Lotus Expeditor」の詳細および最新情報は、下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/software/products/ja/expeditor
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