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大日本印刷、牛久工場が中国銀聯カードの製造・発行者認定を取得

2011-02-16

国内初!牛久工場が中国銀聯カードの製造・発行者認定を取得

銀聯ブランドカードの市場拡大や高付加価値ニーズに対応


※「銀聯カードのロゴマーク」は、添付の関連資料を参照

 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)のICカードや磁気カードなど、各種カードの主力製造拠点である牛久工場(茨城県牛久市)は、中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)ブランドのクレジットカードの発行者認定をこのたび取得しました。

 同工場は、2009年7月に同ブランドのカード製造者認定を取得(*1)しており、今回の発行者認定取得によって、銀聯ブランドのカード製造から発行まで一貫した生産体制を国内で初めて確立しました。これによりDNPは、Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners、銀聯の大手6社全ての製造・発行者認定を取得した唯一の国内ベンダーとなりました。

 今後、DNPは、国内だけでなくアジアを中心とした海外の金融機関向けに、クレジットカード、デビットカード、交通乗車券、電子マネー、会員証など付加価値の高い磁気カードやICカードを提供することで、銀聯ブランドの需要拡大に対応していきます。


銀聯カードについて】
 銀聯カードは、中国国内の銀行間のネットワーク決済を行う「中国銀聯(China UnionPay Co., Ltd.、中華人民共和国上海市)」が発行するクレジット・デビットカードです。銀聯カードの発行枚数は約22.6億枚に達し、取扱高は7.7兆元(日本円で約94兆円)、世界の90を超える国や地域の約244万店(中国国内181万店、海外63万店)で利用されています。日本国内でも百貨店や家電量販店を中心に加盟店が2万店を超えるまでに急速に拡大しています(*2)。

【DNPのICカードについて】
 DNPは、1981年にICカードの研究を開始して以来、カードの製造・発行、ICカードに搭載するソフトウェア開発、ネットワーク関連の技術・ノウハウを蓄積し、顧客ニーズに合わせたさまざまな製品やサービスを提供してきました。生体認証や電子マネーキャッシュ・クレジット一体型といった多機能な製品から、メモリ容量や機能を絞り込んだ低価格な製品まで、幅広いラインナップを揃えています。DNPは、国内ICカード市場の4割以上、特にICキャッシュカードでは8割以上のシェア(採用金融機関数)を獲得しています。近年、交通乗車券や電子マネーなどに利用され、市場が拡大している非接触方式の電子マネーカードでも約6割のシェアを獲得するなど、国内No.1のICカードベンダーです。

【今後の展開】
 銀聯カードの製造・発行を検討している金融機関に向けて積極的に販促し、2013年度までに6億円の売上を目指します。


*1:銀聯製造者認定に関するニュースリリース(2009年7月6日):http://www.dnp.co.jp/news/1206519_2482.html
*2:取扱高は2010年3月末現在、国内加盟店数は2010年9月末現在、それ以外の数字は2010年6月末現在

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