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栃木ニコン、画素サイズ5μm以上の高解像ラインセンサカメラに適した産業用レンズを発売
大口径高精細産業用変倍レンズ
「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズ」
「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズプリズムタイプ」を発売
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社栃木ニコン(社長:塩釜 吉晴、栃木県大田原市)は、画素サイズ5μm以上の高解像ラインセンサカメラ(※)に適した産業用レンズ「Nikon Rayfact(ニコン レイファクト)2−5x 変倍レンズ」、「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズプリズムタイプ」の2機種を開発、2014年6月から発売します。
※ラインセンサカメラ:光を受光する感光部が1列(リニア)に配置されたセンサを備え、検査対象全体を走査して撮影する検査用カメラ。
●発売概要
商品名 :「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズ」
「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズプリズムタイプ」
価格 :オープンプライス
発売時期 :2014年6月予定
予定販売数:初年度100本
*商品画像は添付の関連資料を参照
●発売のねらい
「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズ」は、高解像ラインセンサカメラを使用した、FPD(フラットパネルディスプレイ)等の検査に適した専用設計になっています。様々な検査用途、使用環境を想定し、落射照明用に光学系を最適化した「Nikon Rayfact 2−5x 変倍レンズプリズムタイプ」もあわせて発売します。
大口径イメージサークルφ84mm、明るさF2.5を実現するとともに、被検物のサイズや検査条件に合わせ、2.0倍〜5.0倍の広い倍率範囲を1本のレンズで使用することができます。
また、レンズ外周部のギアに外部動力(モーター等)を接続することにより、外部動力による倍率調整が可能となり、様々な検査用途に柔軟に対応できます。
さらに、Rayfactレンズの中でもトップクラスの光学性能により、倍率全域においてレンズ中心から周辺まで歪みの少ないフラットな性能を実現。高解像ラインセンサカメラの性能を最大限に引き出します。
栃木ニコンの産業用レンズは、「Nikon Rayfact 2−5x変倍レンズ」、「Nikon Rayfact 2−5x変倍レンズプリズムタイプ」の投入により、高精細産業用レンズの拡充を図り、ユーザーの多様なニーズに応えます。
●主な特長
1. 画素サイズ5μm以上の高解像ラインセンサカメラに適した高精細レンズ
画素サイズ5μm以上の高解像ラインセンサカメラを用いた検査向けに、光学系を最適化しています。中小型の高精細FPDの欠陥検査などにおいて、高解像ラインセンサカメラの性能を最大限に引き出します。
2. 大口径イメージサークルφ84mm、明るさF2.5と高い光学性能を実現
大口径イメージサークルφ84mm、明るさF2.5を実現するとともに、Rayfactレンズの中でもトップクラスの光学性能により、倍率全域においてレンズ中心から周辺まで歪みの少ないフラットな性能を実現しています。
3. 2.0倍〜5.0倍の広い倍率範囲、外部動力による倍率調整が可能
2.0倍〜5.0倍の広い倍率範囲を1本のレンズで使用できます。また、レンズ外周部のギアに外部動力を接続することにより、外部動力による倍率調整が可能。様々な検査用途に柔軟に対応できます。
●主な仕様
*添付の関連資料を参照
「この件に関する問い合わせ先」
●お客様の問い合わせ先
株式会社栃木ニコン 産業用機器部 営業課
324−8625 栃木県大田原市実取770 0287−28−7100
●ニコン・ホームページ http://www.nikon.co.jp/
●栃木ニコン・ホームページ http://www.tochigi-nikon.co.jp/