Article Detail
シチズン電子、発光効率を従来比約14%向上させたハイワットの照明用LEDを開発
照明用LED「COBシリーズ Version3」を開発
〜世界最高クラスの発光効率を実現したハイワットLED、
北米安全規格のUL規格適合認証も取得〜
シチズン電子株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:郷田 義弘)は、発光効率を従来比約14%向上させ、世界最高クラスの発光効率を実現したハイワットの照明用LED「COB(※1)シリーズ Version3」(4パッケージ11品種)を開発しました。
本製品は、6月3日よりアメリカ・ラスベガスにて開催される「LIGHTFAIR INTERNATIONAL2014」に出展します。
■照明用LED「COBシリーズ Version3」
製品シリーズ:4パッケージ、11品種(カラーバリエーション含め、計88モデル)
光量 :30lm〜22,473lm(0.2W〜165W)
用途 :LED電球、ダウンライト、道路灯、投光器など
量産予定 :2014年6月
*製品画像などは添付の関連資料を参照
◆開発背景と効果
白熱電球の撤廃による省エネ化の促進や、水銀撤廃を目指した水俣条約など、照明分野における地球環境保護への取り組みは一段と深化しています。また、2020年の東京オリンピック開催による社会インフラの再編などを受け、照明用LEDに対する市場ニーズの広がりは、今後更に進むと考えられます。
この様な社会要請や市場のニーズを受け、当社では2011年に「COBシリーズ Version1」を開発し、その後も性能向上品の市場投入を継続しております。
今回の新製品では、素子などの適用部材の見直しや改良を行う事で性能向上を図り、世界トップクラスの発光効率を実現しました。また、高効率タイプの製品では、発光効率と光量を維持しつつ、演色性(※2)を向上しました。更に、カラーバリエーションの拡充を行い、従来の11品種66モデルから11品種88モデルへと製品ラインアップを増やすことで、今後ますます多様化する市場ニーズへの対応力向上を図りました。
*主な特長・製品の主な仕様などは添付の関連資料「参考資料」を参照
「CITILED The Light Engine」とは、シチズン電子の照明用LEDのブランド名です。
CITILEDはシチズン電子株式会社の登録商標です。