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横河電機、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM R3.12」を発売

2014-05-31

統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM(R)R3.12」発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM(R)R3.12」を、5月28日に発売しますのでお知らせします。
 PRMは、プラントで使用されている大量の監視制御用の機器や製造装置の情報を集中管理して、機器・装置の状態監視やオンライン診断を行うソフトウエアパッケージです。従来製品「PRM R3.11」をバージョンアップした「PRM R3.12」は、NAMUR NE107(※)に準拠し機器の自己診断情報を直感的にわかりやすく表示するとともに、産業用通信プロトコルPROFIBUS−DPに対応しました。これにより、メンテナンス市場でのさらなるシェア拡大を図ります。

 *参考画像は添付の関連資料を参照


 ※NAMUR NE107:
  ドイツのプロセスオートメーションのユーザ団体であるNAMURがフィールド機器の自己診断機能についてまとめた要求仕様


■開発の背景
 プロセス製造業各社の保全部門では、プラントで使用している大量の監視制御用の機器や製造装置の状態や保全情報をPRMなどの機器管理システムで一元管理して、保全業務の効率向上に取り組んでいます。
 保全員が、機器管理システムで複数の機器の異常を同時に把握した場合、故障による影響度を推定して優先順位を決めて対処します。プラントの機器故障にはより迅速な対処が必要であり、また故障が予測された場合にはその状況に応じた適切な対応が求められます。そのため、PRMで対処の優先度を視覚的に判断できるようにしました。
 また、プラントの機器・装置のマルチベンダ化の進展にも対応しました。


■機能強化の特長
1.直感的でわかりやすい画面
 当社従来製品では、機器の自己診断情報から故障の度合いに応じてステータス表示をしていました。今回新たに、NAMUR NE107に準拠した4つのステータス区分とそのステータスがひと目でわかるシンボルマークを採用し、「修理が必要」「点検や校正が必要」「機器仕様や設定レンジの見直しが必要」「点検を推奨」という対処に応じた、直感的でわかりやすい表示も選択できるようになりました。

2.PROFIBUS−DPに対応
 「PRM」は、国際的なフィールドバス規格であるFoundation(TM)フィールドバスやHART(R)、フィールド無線の通信規格ISA100.11aなどに対応していますが、今回欧州を中心に普及しているFA分野向け通信プロトコルPROFIBUS−DPにも対応しました。PROFIBUS−DP対応機器の情報をPRMに取り込めるようになり、オンライン監視対象が拡大します。


■「PRM(Plant Resource Manager)」について
 プラントで使用されている大量の監視制御用の機器や製造装置の状態や保全情報を集中管理するソフトウエアパッケージです。「PRM」を使うことによりネットワークを介して機器・装置の状態監視やオンライン診断を行うことができます。また、「PRM」は個別機器の機器台帳、メンテナンスなどの情報をデータベースで一元管理し、保全員に対してプラントを構成する機器・装置の保全情報を提供します。


■主な市場
 石油・天然ガス石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理などプロセス製造業全般


■用途
 プラントのフィールド機器の保全業務


以上


■関連ページ
 統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM」
 http://www.yokogawa.co.jp/prm/prm-index-ja.htm

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