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日本生命、インドネシアの生命保険会社と資本・業務提携
セクイスライフ社への出資および業務提携について
〜アジア主要マーケットへの進出拡大〜
日本生命保険相互会社(社長:筒井義信、以下「当社」)は、インドネシアの企業グループ、グヌン・セウ・ケンカナ(会長:フソド・アンコスブロト、以下「GSK」)と、同社傘下の生命保険会社、セクイスライフ社(CEO:タタン・ウィジャジャ、本社:ジャカルタ)への出資および業務提携について合意いたしました。
[出資金額:4.87兆ルピア(約430億円※1)、出資比率:持株会社経由等で実質20%相当]
※1 為替レート1ルピア=0.0089円(2014年5月19日現在)
1.出資の背景
インドネシアの生命保険市場は、約2.5億人にのぼる人口(世界第4位)と、増加 する中間所得層を背景に発展期を迎えておりますが、浸透率は先進諸国に比して依然低水準に留まっているため、今後も長期にわたり高い成長が期待されております。
セクイスライフ社は1984年設立、今年創業30周年を迎えるインドネシア有数の 国内系生命保険会社で、質の高いエージェントチャネルによるサービスと健全な財務体質で高いブランド認知を得ております。また、顧客志向と人材重視、長期的視野等の経営理念・ビジョンを当社と共有しており、GSKを含めた経営層の交流等を通じ、両社の信頼関係の礎を構築してまいりました。
2.提携内容
セクイスライフ社は現在、中期計画「Vision 2020」の達成に向け、エージェント数の拡大、チャネルの多様化、顧客ニーズに合わせた商品開発等に取組んでおりますが、今後、当社も幅広い領域において経験・ノウハウを提供することで、長期にわたる成長に貢献していく所存です。
当社は、同社に対して、非常勤のコミサリス※2に加え、現地へ取締役および駐在員を派遣する予定です。
※2 取締役による会社の経営を監督し、取締役に対して助言を行う上位役職
3.海外事業強化の方向性
今回の出資は、1997年のタイ、2003年の中国、2011年のインドに続く、 当社の海外生命保険事業展開の大きな足跡となり、アジアの主要マーケットをカバーする体制がほぼ整う形となります。
今後、シンガポールの現地法人(NLI International Asia Pte. Ltd.)を地域のハブ拠点として活用し、現地ニーズに即したサポートを一層強化していくとともに、セクイスライフ社を含めたパートナー間の連携強化によるシナジー発現を意識して取組んでまいります。
以 上
*会社概要などは添付の関連資料を参照