Article Detail
日本オラクル、プライベート・クラウド基盤構築に最適なエンジニアド・システム最新版を提供
日本オラクル、プライベート・クラウド基盤を構築する「Oracle Virtual Compute Appliance」最新版を提供開始
〜最新のx86サーバーと統合ストレージを搭載し、仮想環境を迅速に構築。
ソフトウェア定義による構成作業時間を短縮〜
・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役 社長 兼 CEO:杉原 博茂)は、仮想環境を統合し、企業のプライベート・クラウド基盤の構築に最適なエンジニアド・システム最新版「Oracle Virtual Compute Appliance (オラクル・バーチャル・コンピュート・アプライアンス)X4-2」を本日から提供開始したことを発表します。最新のx86サーバー「Sun Server X4-2」を搭載することで、コンピューティング性能を18パーセント向上*しています。
* オラクル調べ。前世代との比較
・「Oracle Virtual Compute Appliance」は、仮想環境でアプリケーションをシンプルに実行し、クラウド・コンピューティングに必要な俊敏性を兼ね備えたエンジニアド・システムです。ソフトウェア定義によるサーバー、ネットワーク、ストレージを一体化し統合基盤として提供することで、アプリケーション利用開始までの時間を短縮します。
ユーザーは電源を入れてから約1時間*で本番環境を準備し、テンプレートに基づいて仮想マシンを数分*で実行することができます。
* オラクル調べ
・最新版の「Oracle Virtual Compute Appliance X4-2」は、サーバー基盤に8コアのインテル Xeonプロセッサを搭載した「Sun Server X4-2」、仮想テクノロジー「Oracle VM」、ストレージ基盤に「Oracle ZFS Storage Appliance ZS3」シリーズ、仮想ネットワーク製品群「Oracle Virtual Networking」の仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect」と管理ソフトウェア「Oracle SDN」など、オラクルのハードウェアとソフトウェアで構成されています。
・「Oracle Virtual Compute Appliance」は、完全に組み立てられた状態で出荷され、ソフトウェア定義による最小限の構成作業で本番環境を実行できるシステムです。
数百時間もの作業時間を節約し、物理およびソフトウェア構成エラーのリスクを軽減することができます。また、クラウド環境を運用管理する「Oracle Enterprise Manager 12c」を標準で備え、Infrastructure as a Service やDatabase as a Serviceなどのクラウド・サービスの展開に最適化されています。
ソフトウェア定義により、クラウド環境を迅速に展開・拡張を容易に
・クラウド環境を設定・管理するツール「Oracle Virtual Assembly Builder」により、複数レイヤーにわたるシステム全体の仮想マシン群を簡単に作成・構成します。
テストと構成が事前に行われた参照構成「Oracle VM Templates」を標準でサポートするため、「Oracle Linux」、「Oracle Solaris」、データベース、ミドルウェア、業務アプリケーションを含むアプリケーションに必要なコンポーネント全体を迅速に展開することができます。
・「Oracle Virtual Compute Appliance」は「Oracle Solaris」、「Oracle Linux」に加え、そのほかのLinuxディストリビューション、Microsoft Windowsが同時に動作するため、さまざまなアプリケーションとオペレーティング・システムが混在する仮想環境の構築に最適な統合基盤です。
・オラクルのエンジニアド・システムに適用されるライセンス・モデル「Oracle Trusted Partitions」をサポートするため、オラクル・ソフトウェアが稼働するCPU数を制限することで、ライセンス数の効果的な利用が可能になります。
・「Oracle Virtual Compute Appliance」に搭載される「Oracle ZFS Storage Appliance ZS」シリーズは、「Oracle Virtual Compute Appliance」で実行されるデータベースとアプリケーションに最適化されています。仮想化環境に必要な高いストレージ性能、低レイテンシ、柔軟な拡張性を提供します。
●参考資料
「Oracle Virtual Compute Appliance X4-2」の最小構成:
­ −「Sun Server X4-2」4台(管理用2台を含む)
­ −「Oracle ZFS Storage Appliance ZS3」シリーズ1台
(292GBのSSDと18TBのディスク)
­ −「Oracle Fabric Interconnect」2台
­ −「Infiniband」スイッチ2台
­ −「Ethernet Switch ES1-24」2台
­ −関連ソフトウェア
※参考画像は添付の関連資料を参照
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアと
ソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関する
より詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、
いかなる契約にも組み込むことはできません。