ラックスマン、アナログディスク・プレーヤー「PD−１７１A」を発売

トーンアームの交換が可能なアームベース構造を採用した
PD−１７１のブラッシュアップモデル
アナログディスク・プレーヤー　PD−１７１A誕生。


　※製品画像・表資料は添付の関連資料を参照


【概要】
　ラックスマンはこの度、アナログディスク・プレーヤーPD−１７１の後継機種として、昨年発売されたアームレスタイプのPD−１７１ALをベースに、カートリッジ交換可能なユニバーサル型トーンアームやフォノケーブル、ヘッドシェルをセットにした新製品PD−１７１Aをリリースいたします。
　PD−１７１Aは、オーディオアンプの思想を取り入れた大出力のクォーツ発振回路と高トルクのACシンクロナスモーターの組み合わせによって、高慣性の重量級ターンテーブルを回転させるベルトドライブ方式を採用したアナログプレーヤーシステムです。カートリッジを容易に交換できるユニバーサル型トーンアームの採用や、ストロボ回転数調整／確認機能、スタイラスライトの装備など、お気に入りのレコードを高品位に再生するための様々な手順を自らの手で行う喜びを実現しました。
　そして、質実剛健な作りを極めたPD−１７１に対し、モーターや駆動回路、軸受け部など、さらに正確で安定したレコード再生を実現するため、数多くの箇所をブラッシュアップしています。
　ソリッドな１５mmの極厚アルミトップシャーシとウッドパネルの調和による筐体デザインは、さまざまなオーディオシステムとの相性も良く、新たにアナログ再生を始めてみたいというユーザーにもおすすめできます。
　また、トーンアームのベース部を交換可能な独立パーツとすることで、PD−１７１AL用の別売りオプションである、SME、SAEC、FR、ORTOFONなど誰もが知るトーンアームの銘機の数々に対応するアームベースを活用可能としました。
　ラックスマンは、今後アナログプレーヤーをトーンアーム付きPD−１７１AとアームレスタイプのPD−１７１ALの２ラインアップとし、本格的なアナログレコード再生の世界をさらに拡げてまいります。


＜PD−１７１A　特長＞

■電気回路
　・高トルクの新開発ACモーターによるベルトドライブ方式を採用。
　・オーディオアンプ構成の大出力発振回路によるACシンクロナスモーター駆動。
　・３２bitマイコン採用の高精度クロック制御ジェネレーター回路を内蔵。
　・正確な回転数調整に便利なLED式の反射視型ストロボを装備。

■メカニズム
　・カートリッジの交換が容易なユニバーサル型スタティックバランス・トーンアームを標準付属。
　・アームベース部を交換することで他のトーンアームを取付可能。（別売のアームベースはPD−１７１ALカタログをご覧ください）
　・高慣性（約０．７t・平方cm）を生かしたアルミ削り出しの重量級ターンテーブル（５kg）。
　・１５mm厚のアルミ削り出し板をメインシャーシとした主要部品のアンダースラング（吊り下げ）制振構造を採用。
　・安定した回転をサポートするボールベアリング採用の大口径ポリエーテルエーテルケトン（PEEK）軸受けスピンドル。
　・電源トランスとACモーターをフローティングマウント。
　・大型電源トランス（D−０６比１１０％容量）から各回路独立のレギュレーター＋大容量ブロックコンデンサーを経由する高慣性（ハイイナーシャ）の電源環境を構築。
　・木と金属によるハイブリッド制振構造。
　・アルミシャーシに直接固定された大口径インシュレーター。

■エクステリア
　・ウッドパネルを採用した伝統的なデザインを採用。
　・カートリッジ出力にはスタンダードなDIN→RCA端子タイプのOFCフォノケーブルを付属。
　・LUXMANロゴ入りのマグネシウム合金製ヘッドシェルを付属。
　・背面には電源ケーブルの交換も可能なACインレットを装着。
　・照明を落としたリスニングルームでのレコード演奏時に便利な脱着式高輝度LEDタイプのスタイラスライトを付属。
　・軽い操作で開け閉めが可能なカムサポート式の４mm厚アクリル製ダストカバーを付属。


　※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照