日立産機システム、超高効率変圧器「SuperアモルファスZero」シリーズを開発

超高効率変圧器「SuperアモルファスZero」シリーズを開発

　・製品画像は添付の関連資料を参照

　株式会社日立産機システム（取締役社長：青木優和／以下、日立産機）は、アモルファス変圧器「SuperアモルファスX」シリーズをモデルチェンジした超高効率変圧器「SuperアモルファスZero」シリーズを開発し、本日から受注を開始します（＊１）。

　日立産機は１９９７年より民需向けアモルファス変圧器を発売して以来、そのノウハウと技術に磨きをかけ、今回開発したのが超高効率変圧器「SuperアモルファスZero」シリーズです。
　「SuperアモルファスZero」シリーズは鉄心素材に最新のアモルファス合金を採用し、無負荷損（待機電力）を大幅に低減し、２０１４年度より切り替えが義務付けられている「トップランナー変圧器２０１４」（トップランナー変圧器の第二次判断基準）をはるかに超えた、超高効率を発揮します。また、従来から強化した耐震性、防災性を実証するための転倒試験、加振試験を実施し、工場はもちろん、高層ビル、公共施設、地下施設、病院、ホテルなど様々な場所で確かな性能を発揮します。さらには、ラインアップの充実を図り、幅広いニーズに対応することができます。

　本製品は、５月２８日（水）から５月３０日（金）までインテックス大阪で開催される「JECA　FAIR　２０１４（第６２回　電設工業展）」に出展予定です。

　＊１　納期については、お近くの営業窓口へお問合せください。


＜特長＞

　・２０１４年４月より義務付けられている、トップランナー変圧器の第二次判断基準をクリア。最新のアモルファス材を鉄心に採用し、無負荷損失を大幅に低減した超高効率変圧器。
　・耐震性能を向上し、変圧器の端子変位量はJEM−TR２５２（＊２）での指針以下に抑制。盤との相対変位抑制に対応。（＊３）
　・お客様のご利用形態に合わせて油入変圧器３タイプ、モールド変圧器２タイプをラインアップ。
　・油入変圧器は日常、定期点検での使い易さを考慮して排油弁、監視装置を標準装備（７５kVA以上）。

　＊２　JEM−TR２５２：配電用変圧器の変位量抑制指針
　＊３　油入変圧器（７５〜１０００kVA）は固定用アングル一式、モールド変圧器（５０〜１０００kVA）は相対変位抑制用ストッパボルトが、それぞれオプション対応となります。


＜ラインアップ＞
「SuperアモルファスZero」Pシリーズ

　損失を極限まで抑え、基準（＊４）をはるかに超えたPremiumな性能を発揮します。

「SuperアモルファスZero」S，MSシリーズ

　無負荷損失、負荷損失共に低く抑え、基準（＊４）を大幅に上回るSuperな性能を発揮します。

「SuperアモルファスZero」C，MCシリーズ

　無負荷損失を大幅に低減し、寸法をCompactに押さえました。

　＊４　「トップランナー変圧器２０１４」（トップランナー変圧器の第二次判断基準）

　さらに「SuperアモルファスZero」シリーズでは、特別高圧油入アモルファス変圧器、生分解性絶縁油を採用した環境配慮型油入アモルファス変圧器、灯動共用油入・モールドアモルファス変圧器、H乾式モールドアモルファス変圧器、スコットモールドアモルファス変圧器などお客様のニーズに合わせた機種も対応可能です。


＜特性値代表例＞

　◇添付の関連資料を参照


　※特性値は代表値です。保証値ではありません。


以上