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住友スリーエム、自動車補修業界向け工程を2ステップに短縮できる磨きシステムを開発
自動車補修業界向け
工程を2ステップに短縮できる磨きシステムを開発
〜高い切削性を備えた液状コンパウンド等、3点を新発売〜
住友スリーエム株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:三村浩一)はこのほど、新製品の液状コンパウンド等を活用した自動車補修業界向けの磨きシステムを開発しました。
自動車補修作業では、鈑金、塗装に続いて、塗装表面を磨く工程があります。仕上がり状態を細部にわたり丁寧に確認しながら行う磨きは、作業者にとって負担が多い工程と言えます。一般的にはコンパウンドの使い分けなどで3ステップ以上かけることが多い工程ですが、住友スリーエムが新たに開発した磨きシステムは、工程を2ステップへ短縮できるため作業者の負担軽減につながり、さらに作業精度も高められるものです。
※製品画像は添付の関連資料を参照
このたび開発した磨きシステムには以下の新製品3点が含まれています。
1.「3M(TM)コンパウンド QT−1L 5975」:磨きステップ1(目消し・肌調整)向け液状コンパウンド
2.「3M(TM)コンパウンド QT−2L 5997」:磨きステップ2(仕上げ)向け液状コンパウンド
3.「3M(TM)テーパーバフ QTハードウール 5789」:新製品1「QT−1L 5975」用のバフ
【磨きシステムの主な特徴】
磨きステップ1(目消し・肌調整)
■作業者が好む、高い切削性
「3M(TM)コンパウンド QT−1L 5975」は、「3M(TM)テーパーバフ QTハードウール 5789」を使って作業することで、当社従来品に比べ2倍以上の高い切削性能を実現しました。
■磨き残しを見逃しにくく、作業精度が向上
磨いた表面にオイル成分等が残ることにより一時的に傷が隠れてしまい、磨き残しが発生することがあります。「3M(TM)コンパウンド QT−1L 5975」はオイル成分の使用量を15%カットしたうえ、揮発性も高いため作業中の仕上がりを確認しやすく、磨き残しの発生を抑えます。
■研磨カスの発生を抑えることで、意図しない深い傷が入るリスクを低減
コンパウンド使用中に発生する研磨カスは、塗装に深い傷をつけてしまうことがあります。「3M(TM)コンパウンド QT−1L 5975」は、「3M(TM)テーパーバフ QTハードウール 5789」との組み合わせで研磨カスの発生を抑える製品設計なので、意図しない深い傷が入るリスクを低減します。
磨きステップ2(仕上げ)
■どのような色の塗装でも、高品質な仕上がり
「3M(TM)コンパウンド QT−2L 5997」を、既存品の「3M(TM)ウルトラフィーナ(TM)バフソフトスポンジ 5767」との組合せで用いることで、磨き跡が目立ちやすい濃色車をはじめ、どのような色の塗装でも高い品質の仕上りを実現します。
「3M(TM)コンパウンド QT−1L 5975」と「3M(TM)コンパウンド QT−2L 5997」はいずれも、ポリッシャー作業中の飛散で周囲の車両へ悪影響を及ぼす懸念がないノンシリコン・ノンワックス仕様です。
【新製品の仕様と、メーカー希望小売価格】
※添付の関連資料「参考資料」を参照
3M、ウルトラフィーナは、3M社の商標です。
【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は新しいアイデアのひらめきを何千もの独創的な製品へとカタチにします。創造性を共有する企業文化は、皆様の生活を豊かにするために絶えずテクノロジーを生み出します。3Mはイノベーションカンパニーであり、これからも革新的な製品をつくり続けます。世界70カ国以上に拠点を持ち、売上高は310億ドル、社員数は8万9,000人です。さらに詳しい情報はhttp://www.3M.comをご覧ください。また、3Mジャパングループに関する詳しい情報はhttp://www.mmm.co.jpをご覧ください。
磨きシステム、及び各種新製品に関するお問い合わせは、
カスタマーコールセンター TEL:0570−011−211