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住友商事、中国における石油化学品製造事業に参画

2014-04-17

中国における石油化学品製造事業への参画について


 住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、スペインの大手石油化学会社であるCEPSA Quimica S.A.(◇)(本社:スペイン、社長:Fernando Iturrieta、以下「セプサキミカ社」)が中国で展開する予定の石油化学品製造事業(以下、「本事業」)へ参画いたします。

 ◇「CEPSA Quimica S.A.」の正式表記は添付の関連資料を参照

 中国における自動車生産・販売はともに高水準の伸びを示しており、中国全土に広がるモータリゼーション化の波は、プラスチック市場をも拡大させています。
 本事業は、自動車部品、電気部品等のプラスチック原料であるフェノール(※1)を年産25万トン、アセトン(※2)を年産15万トン、およびキュメン(※3)を年産36万トン製造する計画です。既に上海市南西部の石油化学工業区内に石油化学品製造工場の建設を進めており、2014年後半には操業を開始し、2014年末には本格稼働する予定です。

 今後、住友商事およびセプサキミカ社が共同出資予定のCEPSA Quimica China,S.A.(◇)(本社:スペイン、社長:Fernando Iturrierta)を通じ、CEPSA CHEMICAL SHANGHAI CO.,LTD(本社:中国上海市、社長:Pierre Lahaie)が現地で事業を推進する予定です。出資比率はセプサキミカ社が75パーセント、住友商事が25パーセントです。住友商事は、セプサグループと約25年間の取引関係があり、この中国での合弁事業を機会に、更なる取引拡大を計画しています。

 ◇「CEPSA Quimica China,S.A.」の正式表記は添付の関連資料を参照

 セプサキミカ社は、本事業が初めてのアジア進出となります。セプサキミカ社の高い製造技術力と、住友商事の中国での事業経営ノウハウとマーケティング力を組み合わせることで、中国における石油化学品の製造・販売基盤を確立してまいります。

 (※1)フェノールフェノール樹脂に代表されるプラスチックの他、医薬品や染料など各種化学品の原料として広く用いられています。
 (※2)アセトン :アセトンは有機溶剤だけでなく、医薬品、アクリル樹脂等の原料として広く用いられています。
 (※3)キュメン :フェノール・アセトンの原料です。


 *各社の概要は添付の関連資料「参考資料」を参照


■関連リンク
 >資源・化学品事業部門
  http://www.sumitomocorp.co.jp/company/business_summary/resource_chemical/


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