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リニアテクノロジー、アクティブ力率改善機能付き絶縁型LEDコントローラー「LT3799」を発売
リニアテクノロジー、新製品「LT3799」を販売開始
トライアック調光が可能でオプトアイソレータ不要の、絶縁型アクティブPFC オフラインLEDコントローラ
2011年2月7日−高性能アナログICのリーディングカンパニーであるリニアテクノロジーは、90VAC〜265VACのユニバーサル入力範囲でLEDをドライブするために特に設計された、アクティブ力率改善(PFC)機能付き絶縁型LEDコントローラ「LT3799」の販売を開始しました。LT3799EMSEは、熱特性が改善された16ピンMSOPパッケージで供給されます。1,000個時の参考単価は225円(税込み)からで、現在供給可能です。拡張温度バージョンのIグレードであるLT3799IMSEは、1,000個時の参考単価が259円(同)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報はhttp://www.linear-tech.co.jpをご覧ください。
LT3799は4Wから100W超のLED電力を必要とするLEDアプリケーション向けに最適化されており、標準的な壁内蔵型トライアック調光器に対応可能です。LT3799は独自の電流検出方式により、オプトカプラを使用せずに十分に安定化された電流を2次側に供給します。これにより、コストを削減することができ、さらに信頼性も向上させます。シングルステージPFCレギュレータの設計に必要な外付け部品は最小限で済みます。また、熱特性が改善されたMSOP−16Eパッケージで供給されるため、オフラインLEDアプリケーション向けにシンプルで実装面積の小さいソリューションを提供できます。
LT3799は86%を超える効率を達成するので、ほとんどのアプリケーションでヒートシンクが不要です。特殊な内部回路によって最大0.977のアクティブPFCを行うので、米国エネルギー省の要件を容易に満たすとともに、IEC 61000−3−2クラスCの照明機器の高調波規格に準拠しています。LT3799は、目に見えるちらつきのない標準的な壁内蔵型トライアック調光器と組み合わせて使用できます。オープンおよび短絡LED保護により、さまざまなLED アプリケーションで長期にわたり信頼性を維持します。
■LT3799の主な特長:
・外付け部品を最小限に抑えた絶縁型PFC LEDドライバ
・外付け部品によってのみ制限されるVINとVOUT
・標準的なトライアック調光器と組み合わせて使用可能
・アクティブ力率改善
・低い高調波成分
・オプトカプラ不要
・高精度の(±5%)安定化されたLED電流
・オープンおよび短絡LED保護
・熱特性が改善された16ピンMSOPパッケージ
※製品画像は、添付の関連資料を参照
<リニアテクノロジーについて>
S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステムを設計・製造しています。
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