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アライドテレシス、無線LANアクセスポイントコントローラーアプライアンスを出荷開始
無線LANアクセスポイントコントローラーアプライアンス
AT−UWC−APLをリリース
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、無線LANアクセスポイントコントローラーアプライアンス「AT−UWC−APL」の出荷を4月2日より開始します。
AT−UWC−APLは、無線LANアクセスポイント「AT−TQ2450」、および「AT−TQ3600」を一括管理可能な無線LANアクセスポイントコントローラーです。ソフトウェア版のAllied Telesis Unified Wireless Controller(以下、UWC)と同様の機能をサポートしつつアプライアンスサーバーとしてご提供します。本製品は、複数の無線LANアクセスポイントについてプラグアンドプレイの運用開始に対応し、さらにチャンネルおよび電波送信出力の自動調整が可能でストレスフリーの運用が可能なアプライアンスサーバーです。
【主な特長】
(1)アプライアンス
従来よりご提供しているソフトウェア版UWCをアプライアンスサーバー化。ハードウェア一体型となり容易な導入が可能となりました。
(2)Plug and Play
APを自動検出し、あらかじめUWC内に設定したAPの設定を自動的に導入することができます。APの設定は最大128個まで保持することができますので、各APの設置場所に応じて最適な設定でお使いいただけます。
(3)Radio Management
APの導入後、各APをリアルタイムに監視します。状況に応じて最適なチャンネルや電波出力を自動的に決定し、調整します。これにより、電波干渉を回避し安定した無線LAN環境を提供します。
(4)Security
目で見ることができない電波による通信を行なう無線LANでは、データの暗号化が必須です。UWCでは暗号化強度が高く、現在最もひろく使用されているAES暗号に対応し、安全な通信環境で無線LANをお使いいただけます。
(5)Authentication
WPA/WPA2−エンタープライズ方式によるIEEE802.1X認証、MAC認証、Web認証の3方式に対応し、さらにこれらの認証を単一の無線クライアントに対して併用することが可能です。
(6)拡張可能なAP管理台数
管理可能なAP台数は追加ライセンスでいつでも拡張可能です。1台のUWCで最大210APまで拡張することができ、スモールスタートから規模に合わせて拡張することができます。
(7)Layer2/Layer3 Roming
同一セグメント内でのローミングはもちろんのこと、異なるセグメントに存在するAP間でのローミングにも対応します。通常はIPアドレス変更による通信段が発生する状況ですが、UWCを導入することで同一IPアドレスを保持したまま通信を継続することができます。Wi−Fi IP電話やタブレット端末によるデジタルサイネージのように移動しながら通信を継続する環境に最適です。
(8)冗長性
UWCとの管理セッションが切断された場合でもAPがスタンドアローンモードに自動的に移行し、無線LANサービスを継続できます。
(9)Wireless Device Location
管理下のAPや接続済み無線クライアントなどの位置情報を、三角測量を利用した方法で算出し、Network Visualizationマップ上に表示することができます。無線デバイスの位置を従来より正確に把握することができ、デバイス管理や無線LANステータス管理が容易になります。
(10)OTA(Over the Air)
WDS経由でのAP管理に対応しました。ケーブルの配線が困難な場所や、一時的な無線LANの導入など、従来では導入が難しかった場所への集中管理型無線LANの導入が可能です。
(11)UWC Cluster
複数のUWCをグルーピングし、各UWC配下のAPステータスや接続されている無線クライアント情報をクラスターコントローラーと呼ばれるマスター機で無線LAN全体を一括監視することができます。さらに、クラスターコントローラーの設定情報を他のUWCに配信することができ、無線LAN管理工数を削減できます。
>新製品
製品名:AT−UWC−APL(http://www.allied-telesis.co.jp/products/list/wireless/uwc-apl/catalog.html)
標準価格(税別):550,000円
リリース予定日:4月2日