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トランスジェニック、ハルピン医科大学と抗体開発に関する共同研究契約を締結
ハルピン医科大学との共同研究契約締結に関するお知らせ
株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)と哈■■医科大学基礎医学院(以下、ハルピン医科大学基礎医学院)(院長:張鳳民、中華人民共和国黒竜江省哈■■市)は、2010年10月11日、診断薬のシーズとなる抗体の開発に関する研究を共同で行うことに合意し、共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。
※「哈■■(ハルピン)」の正式漢字表記は添付の関連資料を参照
このたびの共同研究は、がんや免疫系疾患をはじめとする疾病診断の向上を目指すもので、当社のGANPRマウス抗体作製技術とハルピン医科大学基礎医学院のシーズ情報を融合させ、臨床的に有用な抗体の開発を行います。
今後、当社とハルピン医科大学基礎医学院 張鳳民教授の研究グループは、臨床情報から得られたバイオマーカー候補分子に対する特異抗体を開発します。
また、このたびの共同研究契約に基づき、本共同研究成果のうち、臨床応用が期待される成果については、ライセンスアウトなど事業化に向けて知的財産権の確保など権利化を図る予定です。
本共同研究契約の平成23 年度連結業績への影響は軽微であり、業績予想に変更はありません。
◆ご参考:
◎ハルピン医科大学
ハルビン医科大学は、中国黒竜江省に1926年に設立された総合医科大学です。基礎医学院は、基礎医学の研究、特に遺伝学やウィルス等微生物学の研究が積極的に行われています。
◎バイオマーカー
バイオマーカーとは、尿や血液などに含まれる生体由来の物質で、特定疾患の状態に応じて変化し、その疾患の指標となるものです。これらバイオマーカーの測定により、疾患の診断や効率的な治療法の選択が可能となります。
以 上