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ヤフー、イー・アクセスをソフトバンクから3240億円で買収
ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式の取得に関するお知らせ
ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂 学、以下「ヤフー」)は、本日、イー・アクセス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:エリック・ガン、以下「イー・アクセス」)の株式の99.68%(議決権比率33.29%)を、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義、以下「ソフトバンク」)から3,240億円で平成26年6月2日(予定)に取得することを取締役会で決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
イー・アクセスおよび株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内謙、以下「ウィルコム」)は、平成26年6月1日を効力発生日として、合併を行う予定であり、ヤフーは当該合併の効力発生等を条件として、当該合併後の存続会社であるイー・アクセスの株式を取得する予定です。
記
1.株式の取得の理由
ヤフーは、日本最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を中心に、情報技術で人々や社会の課題を解決する「課題解決エンジン」として社会のさらなる発展に貢献できるよう取り組んでまいりました。サービス開始以来16 期連続で増収増益を達成したことに加えて、平成24 年に経営の執行体制を刷新し、特に「スマデバファースト」というスローガンを掲げ、スマートフォン、タブレットの分野においてサービスの充実ならびに収益の拡大を図ってまいりました。
ヤフーは、このスマートフォン、タブレットによるインターネットサービスをさらに大きく成長させることを目的として、この6 月にイー・アクセスとウィルコムが合併して誕生する新会社の株式を取得し、日本で最初の「インターネットキャリア」として、「ネットの生み出す楽しさ・便利さをみんなの手元に届ける」ことをコンセプトに、日本初のインターネットキャリア事業「Y!mobile」(予定)を展開していくことといたしました。
なお、イー・アクセスおよびウィルコムが提供するPHS サービス、MVNO 向けサービス、およびADSL ホールセールについては、今後も継続して提供し、お客さまによりご満足いただけるサービス展開をしてまいりますので、ぜひご期待ください。
※「2.新会社の概要」と「3.日程」は添付の関連資料を参照