Article Detail
岩谷産業、堺市に液化炭酸製造プラントを建設し7月稼働
岩谷産業が液化炭酸製造プラントを新たに建設
〜コスモ石油 堺製油所から原料ガス供給を受ける〜
岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:野村雅男、資本金200億円)は、関係会社の株式会社ハイドロエッジ(以下:ハイドロエッジ)構内で液化炭酸製造プラントを新たに建設いたします。
1.建設の経緯
昨今、液化炭酸は供給元の閉鎖や減産により、非常にタイトな需給状況にあります。特に西日本エリアにおいては、今後もさらに厳しい需給環境が続くものと予想されます。
このような状況を受けて、岩谷産業は大阪府堺市に液化炭酸製造プラントを新設することといたしました。現在稼働している千葉・三重・山口のプラントに加え、本プラントを建設することで液化炭酸の供給体制を整備し、近畿から中四国エリアのお客さまへの安定供給責任を果たすとともに、販売の強化を図ります。
なお、原料ガスはコスモ石油株式会社 堺製油所から供給を受け、ハイドロエッジ構内にて液化・貯蔵後、ローリーにて出荷いたします。
2.プラントの概要
(1)所在地 :大阪府堺市西区築港新町3丁1-23 (ハイドロエッジ構内)
(2)液化能力 :33,000トン/年
(3)貯 槽 :100トンCE×4基
(4)ローリー出荷:3レーン
(5)完成予定 :2014年7月