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ドゥ・ハウス、先輩社会人に聞いた「新社会人」に関する調査結果を発表

2014-03-31

先輩社会人に聞いた「新社会人」に関する調査結果を発表
―社会人の基本は「挨拶と返事」がトップ
―社会人ならではの出費は、「交際費」「冠婚葬祭費」「税金・年金
―社会人になった後の最も大きな“節目”は、「結婚」「転職」「出産」


 株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役社長:稲垣佳伸)は、自社のインターネットリサーチサービス『my アンケート』を利用し、全国20〜59歳の男女(有職者)を対象に「新社会人」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2014年3月13日(木)〜2014年3月17日(月)。有効回答は1,737人から得ました。

■調査サマリ
 >先輩社会人からのアドバイス。社会人の基本として大切なのは「挨拶と返事」がトップ
 >社会人ならではの出費は、「交際費」「冠婚葬祭費」「税金・年金
 >社会人になった後の最も大きな“節目”は、「結婚」「転職」「出産」

■先輩社会人からのアドバイス。社会人の基本として大切なのは「挨拶と返事」がトップ
 新社会人に対し、社会人の基本となるアドバイスを1つ選択してもらったところ、「挨拶・返事をする」が44.4%で1位となりました。次に「時間・期限を守る(20.6%)」、「適切な言葉づかいをする(9.7%)」が続きました。(図1)社会人になると、学生時代に知らなかったマナーや作法は多くありますが、まずはコミュニケーションの基本となる挨拶と返事が求められているようです。

 ※図1は添付の関連資料を参照

■新社会人になるにあたってお金をかけたものは「洋服」「靴」「バッグ・カバン」
 50代は男女とも洋服にお金をかけていた人が半数以上
 先輩社会人に対し、自分が新社会人になるときにお金をかけたものを聞くと、1位「洋服(44.2%)」、2位「靴(28.9%)」、3位「バッグ・カバン(27.5%)」という結果になり、身につけるものが上位を占めました。
 属性別にみると、50代女性の約6割(59.2%)が最も多い割合で「洋服」にお金をかけていたと回答していました。一方、最も割合が少なかったのは30代男性で26.2%となり、50代女性と30%以上の開きがありました。全体的に、女性より男性の方が洋服や靴、バッグ・カバンにお金をかけている割合が少なく、特に20代男性、30代男性は他の属性に比べて割合が低いのが特徴的でした。新社会人向けに手頃な値段のスーツが増えていることも影響しているのかもしれません。(図2)

 ※図2は添付の関連資料を参照

■社会人ならではの出費は「交際費」「冠婚葬祭費」「税金・年金
 学生の時とは異なる、社会人ならではの出費を聞いたところ、約半数の47%の人が「お酒を伴う交際費」と回答しました。次に、「冠婚葬祭費(45.0%)」、「税金・年金(37.0%)」が続きます。
 税金や年金は学生の時にも関係のあったはずの項目ですが、社会人になり、給料から天引きされる額にて改めて出費を感じるものかもしれません。(図3)

 ※図3は添付の関連資料を参照

■新社会人へ、お金の使い方に関するアドバイス
 お金の使い方に関しては、貯金派、使う派などさまざまなアドバイスが寄せられました。特に多かったのは、“貯める習慣をつけつつも、使うときは使う”というバランスをとったアドバイスでした。ここでは回答の一部をご紹介します。

【貯金しておこう】
 ・少しずつでも貯金にまわしたほうがいい!なんで使っちゃったんだろうって今思う。(20代・女性)
 ・全額使ってしまうのではなく、一定の割合で貯金した方がいい。(40代・男性)
 ・いつまでもあると思うな親と金。そのうち余裕ができるなどと思ってはいけない。今の私などは新社会人当時より貧乏なのだから。(50代・男性)

【自己投資を惜しまずに】
 ・自分への投資を忘れない、勉強会に参加する事や書籍等からの知識の蓄積をマメに行う事。人付き合いは大事なので、嫌がらずに積極的に飲み会等は参加する。(30代・女性)
 ・長期的な視点に立って、趣味や遊興に費やすのではなく、貯蓄はもちろんのこと、自分への投資を怠らないこと。10年20年とたつと、その蓄積が肥やしとなってきれいな花を咲かせるときが来る。(50代・男性)

【その他】
 ・社外の人と接することが仕事であれば、印象をよくするため、身に着けるものにある程度のお金を使う必要があります。長く使える質の良いものを揃えるとよいと思います。社内の人とだけ接する仕事であれば、技術や知識など見えないものを身につけるためにお金を使うのが良いと思います。(30代・女性)
 ・学生と違い、税金や社交費で思ったより支出が増えるので、抑えるところは抑えておくと、いざというとき安心。その上で、たまにストレス発散でパッと使うことも忘れずに。(30代・女性)
 ・すべて貯金。すべて使う。のではなく、貯金もしつつ自分の為にも使う。そして今までここまで育ててくれたお世話になった人には記念になる日にプレゼントを。(30代・女性)

■社会人になった後の最も大きな“節目”は、1位:結婚、2位:転職、3位:出産
 学生時代は入学や卒業、成人式などが“節目”と言われます。社会人になってからの“節目”について、経験の有無を問わず聞いたところ、全体では1位「結婚(50.3%)」、2位「転職(14.7%)」、3位「出産(自分の子供ができる)(10.3%)」という結果になりました。男女別では次のとおりです。(図4)

 ※図4は添付の関連資料を参照


 1位は男女ともに「結婚」でした。理由としては、他人と家族を持つことによる大きな生活変化のほか、男性からは「責任感の重さが違う。(30代・男性)」「守るべきものが出来た(40代・男性)」といったコメントが多く、女性からは「名前も住所も変わったから(30代・女性)」「仕事との両立で悩んだ(50代・女性)」などより具体的な変化が多くあげられました。

 2位の「転職」については、「物理的な環境・人間の環境・仕事の内容が変わったから(30代・女性)」といった理由が多く、生活時間の多くを占める仕事が変化することは、大きな“節目”と捉えられているようです。

 3位は男女で異なり、男性は「昇進・昇格」、女性は「出産(自分の子供ができる)」でした。
 「昇進・昇格」をあげた方からは、「今までの力が認められ、次のステップへ移っていくことが社会人になったあとの節目だと思う。(20代・女性)」「立場が人をつくる(50代・男性)」など、“社会人ならではの節目”というコメントが多くみられました。
 また、「出産(自分の子供ができる)」の理由としては、「出産までは大人のペースで行動ができたが、子供が出来たことによって予想外の事態も起こり、今までのようにはいかないと実感したから。(50代・女性)」
 「自分の命よりも大切な存在ができたことで、今まで以上に責任感を持って生きることを自覚するようになった(40代・男性)」など、生活ペースや責任感の変化をあげた方が多くみられました。

 なお、「出来事ではなく年齢」と回答した方の中で最も多かった節目の年齢は「30歳」でした。「もう30歳と考えるのか、まだ30歳と考えるのか。ノリで行動できるのは終了。後輩もたくさんできていたり、中途で転職して年下の先輩がいたり、結婚して親になる人もいる。少しでも自分が描いた将来像に近づけているか、振り返るのはちょうどいいと思う。(30代・女性)」「周囲の見る目が変わる最初の区切りだと思う(30代・男性)」など、20歳の成人式の次は、30歳を節目に自分を見つめる人もいるようです。


□株式会社ドゥ・ハウス
 株式会社ドゥ・ハウスは、「Human Networking Industry の創造に貢献する」という事業理念のもと、リサーチ事業とプロモーション事業の二軸で、デジタル&ネットワークをフル活用した新時代のマーケティングを展開しています。

 設立:1980年7月7日
 資本金:676百万円(資本準備金含む)
 従業員数:130名(2014年3月)
 お取引企業数:約500社/年間プロジェクト数約2,500件
 年間売上:2,590百万円(2013年9月期)


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