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味の素、ロシアの日本食レストランなど向けに冷凍餃子を販売開始

2014-03-21

味の素(株)、冷凍餃子を皮切りにロシアで食品事業を拡大
〜2014年3月末から外食市場向けに販売〜


 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、2014年3月末より、ロシアの二大都市のモスクワサンクトペテルブルグで日本食レストランを中心とした外食市場向けに冷凍餃子の販売を開始し、ロシアにおいて食品事業のさらなる拡大を図ります。2016年までにロシアにおいて食品事業の売上高6億円を目指します。

 今回ロシアで販売する冷凍野菜餃子「Vegetable Gyoza」は、グループ会社のタイ味の素冷凍食品社がタイで生産し、ロシア味の素社が輸入・販売します。

 *商品画像は添付の関連資料を参照


 ロシアは現在、人口1.4億人、GDPがBRICsの中でも高く、今後も継続的な経済成長が見込まれています。日本食の人気が高いロシアでは、日本食レストランだけではなく、カフェやバーなどでも日本食メニュー(※)が提供されています。そうした日本食メニュー提供店は約4,000店にのぼり、そのうち約75%(約3,000店)が二大都市に集中しています(当社調べ)。今後も成長が期待できるロシアの外食市場は当社の食品事業にとって大変魅力的な市場です。さらに、現地では「ペリメニ」という餃子に似た伝統料理が広く食されており、今回販売する冷凍餃子も市場で受け入れられると期待しています。

 ※日本食を各地域の嗜好に合わせてアレンジしたもの

 *参考画像は添付の関連資料を参照


 味の素グループは、2014−2016中期経営計画において、「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目指しています。その中で、ロシアを含む欧州は、海外コンシューマーフーズ事業における、アセアン・ラテンアメリカに続く成長エリアです。

 当社はロシアにおいて、2004年にモスクワにロシア味の素社を設立し、ロシア国内における食品、およびアミノ酸関連製品を販売しています。日本食への関心が高まっているロシアにおいて、今回の冷凍餃子を足掛かりに、今後、日本食と親和性の高い冷凍食品、調味料、加工食品等の拡充を図り、食品事業を拡大します。

 味の素グループは、現地の食文化・食習慣に合った、よりおいしく、高品質な製品の提供を通じて、豊かな食生活に貢献するグローバル食品企業を目指します。


<今回発売する製品>
 (1)品名 :「Vegetable Gyoza」(業務用製品)
 (2)販売先:日本食を提供するレストラン
 (3)容量 :600g(30個/袋)


■参考資料

<ロシア味の素社(OOO Ajinomoto)の概要>
 (1)所在地 :ロシア連邦 モスクワ市 
 (2)会社設立:2004年
 (3)代表者 :社長 杉本 大介(すぎもと だいすけ)
 (4)従業員 :約20名(2013年7月1日現在)
 (5)事業内容:ロシア国内における食品、およびアミノ酸関連製品の販売


<タイ味の素冷凍食品社(Ajinomoto Frozen Foods (Thailand) Co.,Ltd.)の概要>
 (1)所在地 :タイ王国アユタヤ県ハイテック工業団地
 (2)会社設立:1990年
 (3)代表者 :社長 高城 一彰(たかぎ かずあき)
 (4)従業員 :約420名(2014年1月末現在)
 (5)生産品目:冷凍鶏肉加工品、冷凍餃子
 (6)敷地面積:土地18,500m2、建物11,300m2 


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