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丸善とKMSI、4月から北海道情報大学に電子教科書配信サービスを導入
北海道情報大学、電子教科書を道内大学で初めて導入
〜全学部1、2年生900名を対象に10タイトルをiPadで提供〜
北海道情報大学(所在地:北海道江別市 学長 冨士 隆)・丸善株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 松尾 英介、以下丸善)・京セラ丸善システムインテグレーション株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 辻上 友祥(※)、以下KMSI)の三者は、2014年4月、道内大学で初めて(*1)北海道情報大学が電子教科書配信サービスを導入することを発表します。
※社長名の正式表記は添付の関連資料を参照
北海道情報大学は、情報化社会のニーズに対応できる人材育成を目指し、ITを利活用した教育環境革新に取り組む中、学生が主体的に学べる環境のさらなる充実を目指し、電子教科書配信サービスを導入します。初年度は全学部の1、2年生900名へiPadを配布し、丸善出版株式会社をはじめ理系専門出版社6社・10タイトルの電子教科書活用を開始します。
今回導入するサービスは、丸善が複数の出版社から電子化許諾を取得した電子コンテンツを、KMSIが「BookLooper」の配信プラットフォームを活用して高セキュリティで配信します。学生は「BookLooper」から必要な教科書をダウンロードし、同学より配布されたiPadでメモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能を利用しながら学習します。
北海道情報大学の冨士学長は、今後配信コンテンツを充実させるとともに、電子教科書の利用状況を把握し、教育の質的向上や学生の学士力向上に役立つことを期待しています。
・「サービスイメージ」は添付の関連資料を参照
<<電子教科書配信サービスの特長>>
■複数大学で電子学術書籍の配信に採用されている「BookLooper」を使用
「BookLooper」は学術・研究・教育分野における電子書籍の活用・普及を目指し、実証実験で培ってきたノウハウをもとに開発されました。メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRMや決済機能を備えています。
■授業に合わせた利用が可能
「保持する教科書は紙で、日常の授業は電子で」など、用途に合わせた学習環境の提供ができます。講義資料の配信も可能です。
■マルチデバイス対応
PC・iPad・iPhone・Android端末から閲覧が可能。ダウンロード方式なので教室や図書館、自宅など、時・場所を問わずすぐに閲覧可能です。
<<クライアント動作環境>>
・添付の関連資料を参照
なお本サービスは、2014年5月21日〜23日に東京ビッグサイトで開催される「第5回 教育ITソリューションEXPO」KMSIブースに出展いたします。
<北海道情報大学について>
高度情報通信社会に求められる新しい学問領域の創造と、真に新しい時代を拓く有為な人材の育成を目指して、1989年(平成元年)4月に開学しました。「情報の総合大学」として経営・経済に関わる先端技術、ロボット工学や宇宙工学などのシステム情報技術、診療情報や電子カルテおよび食と健康などの医療情報技術、さらに新しいコンテンツの創造や各種のメディア作成技術を担う人材を育成しています。
<丸善株式会社について>
1869年(明治2年)創業。日本初の株式会社組織として横浜に誕生。近代日本における西洋の文化・学術紹介に貢献し、その紹介する商品によって培われた気風は「丸善文化」と呼ばれ、多くの文化人に愛されました。創業から140年余の長きにわたり、研究・教育機関へ学術資料を提供し続けており、学術資料の形態が冊子から電子へと移行する中、2012年からは学術機関向けの国内専門書に特化した電子書籍配信サービス(Maruzen eBook Library)を開始し、現在270機関以上での導入実績があります。
<京セラ丸善システムインテグレーション株式会社について>
2004年4月に丸善株式会社から分社独立後、同年10月に京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が資本参加したソリューションインテグレータです。
学術機関・医療機関向けの特長あるICTソリューションや、KCCSが開発する「BookLooper」を生かした学校向け電子教科書配信サービス、企業向け電子雑誌配信サービス「qlip it!(クリップ イット)」を提供しています。
*1 2014年3月 KMSI調べ
*2 PCはFlash Player 11以上のインストールが必要となります。
* 製品の仕様は予告なく変更させていただく場合があります。
* 製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
* タブレットおよびスマートフォンはWi−Fi環境での利用を推奨しています。