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NTTデータ、製造業など向けクラウド型ロジスティクス統合管理ソリューションを提供開始

2014-03-19

貿易・ロジスティクス領域で、月払いのスモールスタートを
可能としたクラウドサービス「OptimAmCUBE(TM)」開始
〜企業のグローバルでの物流コスト削減や物流情報可視化を支援〜


 株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、グローバルでビジネスを行う日系の製造業・物流業者向けに、クラウド型ロジスティクス統合管理ソリューション「OptimAmCUBE(TM)」(オプティマムキューブ)の提供を開始します。
 「OptimAmCUBE」はオラクルのグローバル統合輸配送管理システム『Oracle Transportation Management(以下、OTM)』から輸送可視化や請求・発注情報の照合自動化など、特に要望の多いメニューをモデル化し、NTTデータのクラウドサービス「BizXaaS(R)プラットフォームサービスFlex−C」(注1)と組み合わせて、輸送費と連動した月額利用料でのサービスとして提供するものです。顧客はロジスティクスの計画・実施・管理等をグローバルに最適化することでコスト削減、在庫の最適化、ステータスの見える化等を迅速かつ低コストで行うことが可能になります。
 NTTデータは「OptimAmCUBE」をはじめとして、グローバルロジスティクス領域において2017年までに60億円の売上げを目指します。


【背景】
 企業の生産活動・販売活動が急速にグローバル化した環境下で、競争力を生み出し収益を上げ続けるためには、グローバル・サプライチェーン全体を可視化し、コントロールすることが重要です。
 サプライチェーン領域において、生産コスト削減やグローバルPSI(生産(Product)、販売(Sales)、在庫(Inventory))可視化の取り組みはすでに多くの企業で行われていますが、物流コスト削減や物流情報の可視化は、実態の把握ができていないことや、事業部門や地域会社の壁を越えた調整ができない事などが要因となり、ロジスティクスに関する全社業務プロセスやITの整備は先送りにされているケースが散見されます。また、このような問題に対して施策の実現性・効果が事前に判断できないため、いきなり大きな投資をしにくい等の理由から、改善が進みにくい状況にあります。
 NTTデータは、企業の物流コスト削減や物流情報可視化を支援するため、2012年より日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ、以下 日本オラクル)と共同してOTMをはじめ両社のソリューションを組み合わせたサービスを提供してきました。(注2)
 そこで今回、輸配送業務改善システムをまずは事業部・拠点単位でスモールスタートしたい、自社でシステム資産を持ちたくないといった顧客のニーズに対応するため、「OptimAmCUBE」を提供することとしました。

 ※参考図は添付の関連資料を参照


【概要(特長)】
 「OptimAmCUBE」は、NTTデータがOTMのライセンス・セットアップ・クラウド環境(基盤)・保守等を一括してサービス化し、顧客へ提供するものです。

 ■輸送費に連動したサービス利用料。月額数十万円からスタート可能(別途、初期導入費用数百万円)
 ■要望の多い利用メニューをあらかじめモデル化し、低コスト・迅速に提供(メニューはニーズに応じて順次拡大)
  [1]輸送可視化セット:オーダー、輸送計画・手配、進捗管理(輸送ステータス可視化)
  [2]請求照合拡張セット:上記に加えて、請求照合(フォワーダー(注3)や物流会社からの請求情報と発注者側の発注情報の照合作業の自動化)
 ■クラウドサービスのため世界中の拠点からすぐに利用可能で、顧客側でのシステム資産計上が不要。


【今後について】
 NTTデータは、「OptimAmCUBE」をはじめとして、グローバルロジスティクス領域において今後3年間で60億円の売り上げを目指します。「OptimAmCUBE」に加えて、グローバルロジスティクス領域におけるコンサルティング力強化、取り扱いソリューションの拡大、物流全体の情報統合・可視化・KPI(重要業績評価指標)管理、クラウドサービスの提供メニューの拡充、グローバル拠点におけるシステム導入やサポート体制など、顧客を統合的にサポートするためのソリューションを積極的に拡大していきます。


【参考】
 貿易物流ソリューションWebサイト
 http://www.nttdata-trade-solution.jp/index.html


 (注1)NTTデータの「BizXaaSプラットフォームサービス Flex−C」とは、優れたコストパフォーマンスで、信頼性の    高いクラウド基盤を提供するパブリッククラウドサービスです。
 (注2)ニュースリリース:「NTTデータと日本オラクルが貿易・ロジスティクス分野で協業」
    http://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2012/2012110501.html
 (注3)フォワーダーとは貨物利用運送事業者のことであり、荷主から貨物を預かり、他の業者の運送手段を利用し運送を引き受ける事業者(一般的には貨物利用運送事業者のうち国際輸送を取り扱う事業者)を指します。


 *OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
 *「OptimAmCUBE」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
 *「BizXaaS」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
 *その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。


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