Article Detail
三井化学、独社と太陽光発電の診断とコンサルティング事業を開始
太陽光発電に関する診断及びコンサルティング事業の新規開始について
三井化学株式会社(社長:田中稔一)は、ドイツのPI Photovoltaik-Institut Berlin AG※ (以下「PI」、Managing Board:Paul Grunow, Sven Lehmann and Stefan Krauter)と太陽光発電に関する診断及びコンサルティング事業を開始することで合意し、PI から独占的にライセンスを受ける契約の締結に向けて協議中です。また、すでに国内の銀行や発電事業計画者、研究機関等と本事業に関する契約締結を進めています。
※PI Photovoltaik-Institut Berlin AG (フォトヴォルタイク インスティテュート ベルリン):太陽光発電先進の欧州を拠点に、R&D 機能をもつ認定試験所として、世界市場を対象に太陽光パネルに関する試験、認証、R&D 及び太陽光発電所向けサービスを提供。
<太陽光発電に関する診断及びコンサルティング事業>
・太陽光パネル診断(選定時、設置前の品質・信頼性評価)
・太陽光発電所診断(運用時の発電性能評価、不良パネルの検出、発電所転売時の資産価値評価)
・コンサルティング(発電所の計画・検収における支援、第三者評価レポートの発行)
太陽光発電先進の欧州では、多くの発電所でパネルの発電不良等のトラブルが発生し始めており、設置前のパネルの品質評価、運用時の不具合早期発見への需要が高まっています。固定価格買取制度の開始により太陽光発電事業への参入が増加している日本国内においても、今後同様の事態が発生すると予測されています。
当社グループは太陽電池用封止シートをはじめとした重要部材を太陽光発電市場に提供するとともに、太陽光発電部材やパネルの分析・解析・試験サービスを提供しており、愛知県田原市に建設中の国内最大級の太陽光・風力発電所の事業者でもあります。また茂原分工場には、本事業開始に向けて、診断技術の実証発電所を建設中です。
三井化学は、太陽光発電の信頼性に関する専門技術と知識、実績をもとに、太陽光発電市場において存在感を高め、自然エネルギー活用推進に貢献していきます。
太陽光発電における三井化学グループの強み
*参考の図形は添付の関連資料を参照
以上