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矢野経済研究所、飲料受託製造市場に関する調査結果を発表

2014-03-04

飲料受託製造市場に関する調査結果 2014
〜パッカー各社の方向性は明確化しつつあり、企業特徴を出すことが生き残りの鍵に〜


【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の飲料受託製造市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2013年11月〜2014年1月
 2.調査対象:飲料受託製造事業者(パッカー)、飲料メーカー、業界団体
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面接、アンケート調査、電話ヒアリングを併用

 <飲料受託製造市場とは>
  本調査における飲料受託製造市場とは、飲料メーカー(ブランドオーナー)などから委託された受託製造事業者(パッカー)の飲料生産を対象とし、パッカーの自社ブランド生産分を除く。


【調査結果サマリー】

 ◆2012年度の飲料受託製造市場規模は7,167億円、前年度比98.6%と縮小
  2012年度の飲料受託製造市場規模は、前年度比98.6%の7,167億円(事業者売上高ベース)と推計した。2011年度の大幅増の反動で縮小したものの、飲料市場自体は拡大したこともあり、2010年度と比較すると、2012年度の市場規模は拡大している。

 ◆飲料受託製造事業者(パッカー)各社の受託製造の方向性は二極化、再編の動きも
  飲料メーカー(ブランドオーナー)での内製化が進む中、パッカーは大手ナショナルブランドメーカーからの受託中心に事業展開する企業と、地元企業や自治体などからの受託を中心に事業を行う企業に二極化している。同時に、パッカーの業界再編も見られるようになってきている。

 ◆生き残りをかけ、自社の得意分野をより伸長・アピールしていくことが重要に
  飲料受託製造市場は中・長期的には縮小していくと予測する。そのため、今後の飲料受託製造事業者(パッカー)には、これまで以上の効率化への取り組みや多品種少量生産への対応が必要になる。パッカーは、自社の強みを前面に出して、明確に訴求することで、飲料メーカー(ブランドオーナー)にとって必要な存在となることが生き残りの鍵になると考える。


【資料発刊】

 資料名:「2014年版 飲料受託製造企業(パッカー)マーケティング総覧」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C56100900


 ※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照




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