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英ジャガー・ランドローバー、「レンジローバー・イヴォーク Autobiography」など導入
2つの“Autobiography”モデルがレンジローバー・イヴォークに新登場―ラグジュアリー感とパフォーマンスがさらなる高みへ―
※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2014 年2月18日に発表したプレスリリースの日本語訳です。
■ラグジュアリーとパフォーマンスをより高めた、2つの新型プレミアムモデル「レンジローバー・イヴォーク Autobiography(*)」と「レンジローバー・イヴォーク Autobiography Dynamic(*)」が登場
■Autobiography Dynamicは、よりシャープなハンドリングを提供すべく改良されたシャシーや、出力285PS/400Nmを発生する2.0リッターガソリンエンジンを搭載
■世界初の車載用に最適化された、ランドローバーの「InControl(TM) Apps(**)」は、車両のタッチスクリーンにスマートフォン画面を表示し、スマートフォンと同じ操作が可能に
* 導入モデルおよび仕様に関しては、マーケットによって異なります
** ランドローバーInControl(TM) Appsの提供はマーケットによって異なります
2014年2月18日、英国ホイットリー発
ランドローバーは、レンジローバー・イヴォークの2015年ラインアップに、初めて“Autobiography”の名を冠した2つの新型モデルを導入します。最上位モデルとなるラグジュアリーな「Autobiography」と、285PSを発生するターボチャージドエンジンを搭載、パフォーマンスの向上とよりシャープなハンドリングのため最適化が図られたシャシーを採用し、いっそうパワフルかつ俊敏な「Autobiography Dynamic」の2モデルです。
既存コネクテッドカー・テクノロジーを強化したランドローバーの「InControl(TM) Apps」もレンジローバー・イヴォーク全モデルに初搭載されます。世界初のInControl Appsを使用すると、車内用に最適化された最新のスマートフォン用アプリがタッチスクリーンに映し出しされ、普段のルック&フィールでの操作が可能です。ユーザーは、ランドローバーの「InControl(TM) Apps」を自身のスマートフォンにダウンロードし、専用のUSBポートに差し込むとレンジローバー・イヴォークのタッチスクリーンと同期し、アプリが更新されるたびに新しいコンテンツを使用することが可能になります。
この新しいインカーテクノロジーは、オーナーが使用しているスマートフォンと同じルック&フィールを車内のタッチスクリーンで実現するという利便性と親和性をもたらし、レンジローバー・イヴォークの既存インフォテインメントシステムを補完します。
レンジローバー・イヴォークAutobiographyの2モデルがジュネーブ・モーターショーにてワールドデビューを飾るにあたり、ランドローバーのプログラム・ディレクター、マーレイ・ディーチェ(Murray Dietsch)は次のように述べています。
「ランドローバーInControl(TM) Appsの導入は、新たにイヴォークシリーズの最上位に位置するAutobiographyと Autobiography Dynamicの登場と相まって、レンジローバー・イヴォークの中核的な強みを昇華させ、既に成功を収めているラインアップのコネクティビティ、デザイアビリティ、ラグジュアリー、ダイナミック性能にさらなる向上をもたらしました。」
AutobiographyとAutobiography Dynamicは、いっそうダイナミックなボディスタイル、新設計のプレミアムグリル、フロントのロアバランス、ひかり輝くヘッドライトとテールランプ、そして20インチの鍛造アロイ・ホイールを採用し、大胆なデザインを具現化しています。“Autobiography”のインゴットバッジがテールゲートとフロントフェンダーベントを飾っており、さらなる視覚的特徴を際立たせています。また、レンジローバー・イヴォーク Dynamic全モデル向けに、新たに鮮やかなプレミアム・メタリックペイントのエクステリアカラー、「フェニックス・オレンジ」が追加されます
Autobiographyモデルのインテリアには、ラグジュアリーで贅沢なレザートリムが6種類のカラーより選ぶことができます。一方、Autobiography Dynamicのお客様は、ダイナミックかつレザーをふんだんに使ったインテリアに、スポーツまたはプレミアムクライメート・シートを組み合わせ、4色のカラーより選択が可能です。ヘッドレストには“Autobiography”の文字がエンボス加工されており、さらに“Autobiography”の文字が照らし出されるイルミネーテッドトレッドプレートが、ドアを開けると温かく迎え入れてくれます。
ランドローバー・デザインディレクター兼チーフ・クリエーティブ・オフィサーのジェリー・マクガバンは次のように述べています。「レンジローバー・イヴォークに新たに導入されるAutobiographyは当然の進化であり、通常はより大型で高価なモデルで提供されるラグジュアリー感を、プレミアムコンパクトSUVで実現しています。」
Autobiographyは、レンジローバー・イヴォークのパワフルで優れた燃費の240PSガソリンエンジンまたは190PSディーゼルエンジンより選択可能で、ZF社製9速オートマチック・トランスミッション(AT)と4WDが標準で組み合わされています。
Autobiography Dynamicに搭載される2.0リッター・ターボチャージド・ガソリンエンジンは、「Autobiography Dynamic」専用にアップグレードされ、285PS/400Nmを発生しますが、これは従来のレンジローバー・イヴォーク比で45PSと60Nmの大幅な増加を意味します。また、ZF社製9速ATは、仮にDレンジであったとしても、ドライバーからのよりスポーティーなインプットに従来よりも機敏に反応します。
アクティブ・ドライブラインは、Autobiography Dynamicで標準装備である以外は、全レンジローバー・イヴォークモデルでオプション設定となっています。世界初の4輪ドライブシステムの1つであるアクティブ・ドライブラインは、必要に応じシームレスかつ自動的に4WDへ切り換えることによって、トラクションの向上、俊敏性の強化、燃費向上をもたらします。
ドライビングの楽しみをさらに高めるAutobiography Dynamicのステアリングには、直進走行感(オンセンター感)のさらなる精度向上ために特別なチューニングが施されています。シャシーはサスペンションジオメトリが改善され、固めに設定されたスプリングレートとキャリブレーションし直されたアダプティブダンパーが、俊敏性と曲がる際の反応を向上させています。これはレンジローバー・イヴォークの素直な乗り心地に影響を与えることなく実現されています。
Autobiography Dynamicの最適化されたパフォーマンスを存分に体験できるよう、ランドローバーのエンジニアチームはフロントブレーキに350mm径のディスクやトルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVB)を採用しています。トルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVB)は、全輪に作用しアンダーステアを抑え、路面がハイグリップ状態でも作動し、いっそう俊敏で即応性に優れたハンドリング特性を実現しています。
2011年の発売以来、レンジローバー・イヴォークは、その先進的なデザイン、インテリアの見事なクラフトマンシップ、俊敏なハンドリング、そしてオフロード性能の融合が評価され、157もの国際的な賞を受賞するに至っています。レンジローバー・イヴォークは、これまで世界で270,000台の販売台数を記録していますが、依然として人気を博し続けており、ランドローバー史上最速のペースで販売されているモデルです。新たに登場するAutobiographyとAutobiography Dynamicは、レンジローバー・イヴォークの素晴らしいサクセスストーリーの次なる主役となるでしょう。
※製品画像(本国仕様)は添付の関連資料を参照
以上
<エディターズノート>
■ランドローバーは1948年以来、そのモデルシリーズ全体にわたり、真の意味での『幅広い性能(breadth of capability)』を象徴する本格的な4x4を造り続けてきました。ディフェンダー、フリーランダー、ディスカバリー、レンジローバー・スポーツ、レンジローバー、そしてレンジローバー・イヴォークは、それぞれが世界の4x4市場の各カテゴリーを代表するモデルです。現在、その製品は世界の約180か国で販売されています。
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