Article Detail
JSR、欧州Styron 社と溶液重合SBR の引取権に関する契約を3月末で解消
溶液重合SBR の引取権に関する契約解消決定のお知らせ
JSR 株式会社 (本社:東京都港区、社長:小柴満信)は、欧州Styron Europe GmbH (以下「Styron」)と締結していた同社Schkopau(シュコパウ)工場溶液重合SBR(S-SBR)製造ラインにおける3 万トン引取権に関する契約を、2014 年3 月31 日を以って解消することでStyron と合意いたしましたので、お知らせいたします。
本件が業績に与える影響は軽微であり、2014 年1 月27 日に公表しております当期連結業績予想の変更はございません。
当社は2007 年にDow Europe GmbH と、同社シュコパウ工場S-SBR 製造ラインの50%引取権保有(3 万トン/年)に関する契約を締結し、その後同社が合成ゴム事業をStyronに売却した際も当引取権契約は引き継がれて、欧州での当社S-SBR 製造・販売を進めてまいりました。
今般、当社はハンガリーのMOL Hungarian Oil and Gas Public Limited Company とS-SBR 製造・販売を行う合弁会社を設立することを決定し、その後合弁事業の詳細検討を進めてきた中で、欧州でのS-SBR 製造を合弁会社に集約して市場に対応することが可能と判断したものです。
以上