日本産業機械工業会、２０１３年（１月〜１２月）の環境装置受注状況を発表

平成２５年　環境装置受注状況
（平成２５年１〜１２月）


　平成２５年の環境装置受注は、官公需の増加により、前年比１０４．３％の５，２３８億円となり、２年ぶりに前年を上回った。


１．需要部門別の動向

［１］製造業
　　　食品、化学向け産業廃水処理装置の減少により、前年比９１．３％の４８９億円となり、２年連続で前年を下回った。

［２］非製造業
　　　電力向け排煙脱硫装置の減少により、前年比９１．９％の３２５億円となり、２年連続で前年を下回った。

［３］官公需
　　　汚泥処理装置、都市ごみ処理装置の増加により、前年比１１２．５％の４，１２７億円となり、３年ぶりに前年を上回った。

［４］外需
　　　都市ごみ処理装置の減少により、前年比６３．８％の２９５億円となり、２年ぶりに前年を下回った。


２．装置別の動向

［１］大気汚染防止装置
　　　排煙脱硫装置の電力向けが減少したことから、前年比９３．６％の４７２億円となり、２年連続で前年を下回った。

［２］水質汚濁防止装置
　　　汚泥処理装置の官公需向けが増加したことから、前年比１０２．３％の１，９６２億円となり、２年ぶりに前年を上回った。

［３］ごみ処理装置
　　　都市ごみ処理装置の官公需向けが増加したことから、前年比１０７．９％の２，７８２億円となり、３年連続で前年を上回った。

［４］騒音振動防止装置
　　　騒音防止装置のその他非製造業、電力向けが増加したことから、前年比１０４．１％の２０億円となり、２年連続で前年を上回った。


　※以下の資料は「平成２５年　環境装置受注状況」を参照
　・（表１）最近の環境装置の需要部門別受注状況
　・（グラフ１）需要部門毎の推移（暦年・受注金額）
　・（表２）最近の環境装置の装置別受注状況
　・（グラフ２）装置毎の推移（暦年・受注金額）
　・（表３）平成２５年１月〜１２月　環境装置の主な需要部門受注状況
　・（表４）平成２５年１月〜１２月　環境装置需要部門別受注額　累計