Article Detail
日本産業機械工業会、2013年12月の産業機械受注状況を発表
平成25年12月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は3,964億4,600万円、前年同月比94.3%となった。
内需は、2,490億8,300万円、前年同月比94.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比100.0%、非製造業向けは同70.9%、官公需向けは同131.8%、代理店向けは同100.9%であった。
増加した機種は、鉱山機械(170.7%)、化学機械(107.9%)、タンク(212.8%)、ポンプ(107.3%)、圧縮機(102.1%)、運搬機械(111.6%)、変速機(110.4%)、金属加工機械(119.9%)、その他機械(203.9%)の9機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(54.8%)、プラスチック機械(97.1%)、送風機(58.9%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,473億6,300万円、前年同月比94.0%となった。
プラントは、7件、376億200万円、前年同月比135.4%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(105.0%)、鉱山機械(106.4%)、タンク(32973.4%【330倍】)、プラスチック機械(109.6%)、ポンプ(140.8%)、圧縮機(113.4%)、送風機(110.9%)、運搬機械(123.1%)、金属加工機械(386.6%)、その他機械(128.9%)の10機種であり、減少した機種は、化学機械(7.4%)、変速機(95.2%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
電力、官公需の減少により前年同月比70.7%となった。
〔2〕鉱山機械
窯業土石、鉱業の増加により同161.4%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同59.7%となった。
〔4〕タンク
外需の増加により同5774.3%【577倍】となった。
〔5〕プラスチック加工機械
自動車、外需の増加により同104.3%となった。
〔6〕ポンプ
官公需、外需の増加により同117.1%となった。
〔7〕圧縮機
外需の増加により同108.4%となった。
〔8〕送風機
鉄鋼、運輸、官公需の減少により同65.5%となった。
〔9〕運搬機械
運輸、外需の増加により同115.1%となった。
〔10〕変速機
化学、自動車の増加により同107.9%となった。
〔11〕金属加工機械
鉄鋼、外需の増加により同198.3%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成25年12月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成25年12月 需要部門別機種別受注額