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アジレント、プリント基板製造試験向けに測定確度を大幅に向上させたPCBアナライザーを発表
アジレント・テクノロジー、プリント基板の製造試験向けに
測定確度を大幅に向上させたPCBアナライザを発表
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、プリント基板製造におけるインピーダンス試験向けに「Agilent E5063A PCBアナライザ」を発表します。このソリューションはE5063AENAシリーズ ネットワーク・アナライザにオプション011タイムドメイン解析用テストウィザードを追加したもので、プリント基板の製造試験向けユーザーインタフェースが搭載されています。従来のソリューションと比較して測定確度および測定再現性が大幅に優れているほか、様々な言語に対応したユーザーインタフェースや、静電気が帯電しやすいプリント基板製造現場において静電気に対する信頼性が高いことが特長です。
データレートの高速化に伴い、シグナルインテグリティーを保証するために重要なプリント基板のインピーダンスのマージンに余裕がなくなってきています。そのため、プリント基板製造においては、より高確度なインピーダンス測定ソリューションが求められています。今回発表の「E5063A PCBアナライザ」は、高度な誤差補正手法や、測定確度および測定再現性の向上により、このニーズに応えています。これにより、プリント基板のインピーダンス試験の歩留まり向上に貢献します。
E5063A PCBアナライザに必要な「オプション011 タイムドメイン解析用テストウィザード」は、英語、中国語(簡体字、繁体字)、日本語、韓国語に対応しており、各国の製造部門で導入しやすい製品となっています。
E5063A PCBアナライザには静電気保護回路が搭載されており、従来のプリント基板測定ソリューションで生じがちだった静電気による故障の可能性を抑えます。E5063Aの堅牢性の高い設計は静電気による故障を未然に防ぎ、測定器の修理によって生じるダウンタイムを低減することが可能です。
アジレント・テクノロジー・インターナショナル株式会社 執行役員 電子部品計測事業部長 拔山 晃は次のように語っています。
「従来のテストソリューションと比べて性能向上を図っただけでなく、導入しやすい価格も実現しています。様々な高速デジタルの規格化団体に参加してきたことで培った深い知見、およびRF測定における圧倒的な専門性を併せ持つことにより、E5063A PCBアナライザの誕生につながりました。」
<販売価格等>
*販売価格(発表日時点での税抜き参考価格です):
E5063A−011タイムドメイン解析用テストウィザード 1,024,590円
E5063A−011のほか、周波数オプションを以下の3つのなかから1つ選択
E5063A−245 2ポートテストセット、100kHz〜4.5GHz 1,956,349円
E5063A−285 2ポートテストセット、100kHz〜8.5GHz 2,774,453円
E5063A−2H5 2ポートテストセット、100kHz〜18GHz 3,592,557円
*販売開始日:2014年2月10日
<関連情報>
製品詳細:http://www.agilent.co.jp/find/ena-pcb
◇製品画像は添付の関連資料を参照
<アジレント・テクノロジーについて>
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。
20,600名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2013年度、68億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
2013年9月19日、当社は、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社2社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はKeysight Technologiesです。この会社分割は2014年11月初旬までに完了見込みです。
※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。
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