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日本光電、搬送用モニターとしても使用できるベッドサイドモニターを発売
日本光電
ベッドサイドモニタ BSM−1700 シリーズ ライフスコープPT 発売開始
医用電子機器メーカの日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木文雄、以下 日本光電)はこの度、患者さんのバイタルサイン(心電図や血圧などの生体情報)を取り込む入力ユニットとして、ホストモニタに接続できる上に、ホストモニタから取り外すことで搬送用モニタとしても使用できる、ベッドサイドモニタ BSM−1700 シリーズ ライフスコープPTを発売しました。
本製品は、院内での患者搬送時もバイタルサインを途切れることなく保存できる、医療現場のニーズに対応した、新しいタイプの生体情報モニタです。
5つの基本コンセプト「データトランスポート」「高機能」「大画面」「小型・軽量・頑丈」「長時間バッテリ動作」を柱に、院内における患者搬送に役立つ様々な機能を搭載しています。
本体価格は126万円(日本光電製SpO2搭載。オプション品別。税抜価格)で、今後3年間で、全国の病院を中心に、2,000台以上の販売を見込んでいます。
本製品の主な特長は次の通りです。
1.優れたトランスポート機能を搭載
基本的な測定項目(心電図、呼吸、SpO2、体温、NIBP)に加え、重症患者に対応できる3つのマルチコネクタを搭載。ケーブルを接続するだけで、測定パラメータを自動認識でき、観血血圧、ETCO2、BISなどの測定が可能。患者搬送中に、最大5波形24時間のバイタルサインを保存でき、セントラルモニタでもシームレスな波形情報として参照可能。
2.早くてやさしいNIBP(非観血血圧)測定が可能
新開発の血圧測定アルゴリズム“i NIBP”を生体情報モニタに初搭載。カフを巻いて血圧を測定する際、余分な加圧を抑え、短時間で測定できる、直線加圧測定方式“i NIBP”。患者さんに優しく、医療従事者の「早く知りたい」に応えます。
3.視認性に優れた画面表示と長時間バッテリを搭載
コンパクトボディながら、大画面の5.7インチTFTカラーLCDを搭載。患者搬送時の使用に特化したディスプレイモード「搬送モード」では、パラメータの数値を拡大表示可能。また、長時間動作可能なバッテリ(最大で約5時間)を採用。
<主な製品仕様>
ディスプレイ:5.7 インチTFT カラーLCD
波形表示項目:心電図(最大12波形)、呼吸曲線、観血血圧波形(最大3波形)、脈波、CO2分圧曲線、心拍出量、脳波
数値表示項目:心拍数、VPC数、STレベル、呼吸数、非観血血圧値(最高/最低/平均)、観血血圧値(最高/最低/平均)、SpO2(動脈血酸素飽和度)値、脈拍数、体温、心拍出量、呼気終末CO2分圧、BIS値 等
寸法・質量:幅147×高さ194×奥行94mm(突起部含まず)
1.57kg(バッテリ含む)
<製品写真>
※添付の関連資料を参照