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富士フイルムファーマ、そーせいと口腔咽頭カンジダ症抗真菌剤の独占販売契約を締結

2014-02-08

富士フイルムファーマ
口腔咽頭カンジダ症を適用とする「SO−1105(一般名:ミコナゾール)」の
日本における独占販売に関する契約を締結


 富士フイルムファーマ株式会社(社長:四宮啓司、以下 富士フイルムファーマ)は、株式会社そーせい(社長:尾崎 拡(*)、以下 そーせい)と、そーせいが開発中の口腔咽頭カンジダ症(※)を適用とする「SO−1105(一般名:ミコナゾール)」の日本における独占販売に係る契約を締結しました。今回の提携は、感染症領域における販売基盤の強化を図る富士フイルムファーマと、医薬品を開発し日本および欧米市場への医薬品の導入・導出を図るそーせいの戦略が一致したものです。

 *社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

 富士フイルムファーマは、富士フイルムグループの医療用医薬品の開発・販売を目的として平成22年4月より営業を開始しました。平成24年9月からバイエル薬品株式会社と糖尿病や感染症領域の薬剤の販売提携を行い、販売基盤の強化を進めてきました。今回、そーせいとの販売提携を契機に、感染症領域をさらに強化していきます。

 「SO−1105」は免疫機能の低下した患者等に発症する口腔咽頭カンジダ症を治療する口腔粘膜付着型の抗真菌剤です。上顎歯肉(歯茎)に付着させるだけで薬効成分を長時間持続放出できる国内初の口腔粘膜付着型ドラッグデリバリーシステムによる治療薬です。本薬剤は、1日に数回、口腔内に塗る必要のある既存薬に対して、1日1回歯茎に薬剤を付着させて治療するため、患者の負担を軽減出来ます。

 本契約に基づき、そーせいは「SO−1105」の承認取得、製品の製造および供給に関する責任を負い、富士フイルムファーマが日本におけるマーケティングおよび流通販売に関する責任を負います。なお、本契約では、富士フイルムファーマは、そーせいに対して、契約時、承認申請時、承認取得時、薬価収載時にマイルストンとして、総額9億円を支払う予定です。

 富士フイルムファーマは、高品質、高信頼性のある薬剤を開発・販売していくことで、医薬品事業の拡大を積極的に進めていきます。


※口腔咽頭カンジダ症について
 口腔咽頭カンジダ症とは、真菌に属する主としてCandida albicans(カンジダ・アルビカンス)により引き起こされる口腔および咽頭内の炎症性粘膜疾患です。HIV感染等による免疫不全患者、糖尿病のような慢性的な疾病を患っている患者の間で多く見られる他、頭頚部がん患者の放射線治療中に最も多く発生する感染症です。症状としては、ひりひりする痛み、灼熱感、味覚異常等を伴い、偽膜性プラークや白斑、紅斑病変、口角炎等が見られます。適切な口腔咽頭カンジダ症の治療が行われなければ、症状が食道に広がり、全身合併症を来たす可能性があります。


<株式会社そーせい>
 ・代表取締役社長:尾崎 拡(*)
 ・所在地:東京都千代田区麹町2−4
 ・設立:1990年6月
 ・資本金:2億50百万円(2013年3月末時点)
 ・事業内容:医薬品の研究開発・販売、日本における事業化推進
 そーせいについての詳細な情報は、http://www.sosei.comをご覧下さい。

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