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アジレント、ガスクロマトグラフ向け水素検知センサーを発表

2014-02-06

アジレント・テクノロジーガスクロマトグラフ向け水素検知センサーを発表
ヘリウムガス供給問題に対応する新提案



 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のガスクロマトグラフ(GC)「Agilent 7890B GC」向けの水素検知センサーを発表します。供給が不安定となっているヘリウムの代替ガスとして水素を使用する場合でも、GCをさらに安全に利用できるようになります。

 今回発表の水素検知センサーをGC本体に内蔵することで、万が一、オーブン内の水素濃度が設定値を超えた場合には、GCシステムを自動的にシャットダウンします。これにより、ラボ内が危険な状態になることを回避します。

 この水素検知センサーは、ヘリウムガス供給問題や価格高騰問題に対応するためのソリューションの1つとして提案していきます。水素をGCのキャリアガスとして使用すると、高速分離や高分解能といったメリットが得られますが、アプリケーションによってはキャリアガスの変更ができない場合もあります。このようなユーザー向けには、キャリアガス切替スイッチを提供しています。このスイッチは、7890B GCの「スリープ/ウェークモード」を利用することで、安価なガスに切り替えて効率良くヘリウム消費量を低減することが可能です。ユーザーのヘリウムタンク使用時間を延ばし、コスト削減に繋げることができます。キャリアガスを変更する場合にはメソッドの再検証が大きな障害になりますが、ヘリウム消費量低減においてはその手間を削減することが可能で、最大消費量を90%抑えることが可能です。

 当社のGC製品マネージャーであるJason Asheは次のように語っています。
 「お客様のラボではヘリウムガス供給や価格高騰の問題に直面しているため、当社では運用コストに優れた製品を開発することが優先課題となっています。当社ではお客様と協力しながら、多様なキャリアガスに対応したアプリケーションや装置の開発も幅広く行っています。こうした取り組みにより、ラボにおいて、あらかじめ最適化されたメソッド(分析条件)をすぐにご利用いただくことが可能となります。メソッド開発の時間が劇的に短くなります。」

 GCを使用するラボにおけるヘリウム依存度をさらに低減するため、当社では、ヘリウム消費量低減や代替ガスへの移行などのソリューションを提供しています。

 当社のヘリウムガス供給問題に対する提案については、以下のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.chem-agilent.com/contents.php?id=1002592


アジレント・テクノロジーについて>
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,600 名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2013年度、68億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

 2013年9月19日、当社は、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社2社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はKeysight Technologiesです。この会社分割は2014年11月初旬までに完了見込みです。


■お客様からのお問い合わせ先:
 カストマコンタクトセンタ
 電話:0120−477−111


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