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パナソニック、スマートメーターなどのメインスイッチ部に最適なラッチングリレーを発売
主電源遮断用として、計画停電などの遠隔制御を低消費電力で実現
スマートメーター向け高容量制御用「DZリレー」を製品化
短絡電流3,000A対応、1a接点、120Aパワーラッチングリレー
*製品画像は添付の関連資料を参照
パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、高容量制御が必要なスマートメーターやEV・PHV充電用設備などのメインスイッチ部に最適なラッチングリレー[1]「DZリレー」を2014年2月1日に発売開始します。
製品名:DZリレー
品番:ADZ22112Hなど
発売開始:2014年2月1日
近年、消費者の節電や省エネルギーに関する意識は大きく変化しており、より効率的なエネルギー利用を図る「スマートグリッド」への関心が高まっています。スマートグリッドを構成する要素の一つである遠隔制御機能を持った「スマートメーター」の導入が世界各国で検討あるいは実施されています。スマートメーターのメインスイッチ部に使用されるリレーは安全性が必要なため、国際規格IEC62055−31に対応していることが求められます。
当社はスマートメーターに求められる国際規格IEC62055−31 UC3に適合した小型・高容量のラッチング動作可能な「DZリレー」を製品化。スマートメーター以外にもEV・PHV充電用設備など高容量制御が必要な機器に適しています。
【特長】
1.国際規格IEC62055−31 UC3に適合することにより、スマートメーターのメインスイッチ部に適用可能
UC3負荷条件:100A 276V AC 1万回、短絡電流3,000A
2.永久磁石と電磁石による低消費電力でラッチング動作を実現することにより、搭載機器の省エネに貢献
1巻線ラッチング型:1.4W、2巻線ラッチング型:2.8W
3.小型形状により、搭載機器の小型化に貢献
形状:幅41mm×奥行35mm×高さ22mm
【用途】
スマートメーターやEV・PHV充電用設備などのメインスイッチ部
*以下、特長の詳細説明などリリース詳細は添付の関連資料を参照
【用語の説明】
[1]ラッチングリレー
接点を動作させるコイルに電圧を供給しなくても接点のオン/オフ状態を永久磁石を用いた磁気構造で保持するリレーです。コイルへのパルス入力で接点の状態をオン/オフに切替えできるため、一般のリレー(シングルスティブル型)のように継続的に電圧を印加する必要がなく、省電力となります。
以上