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パテント・リザルト、「リチウムイオン2次電池 発明者注目度番付トップ100」を発表
【リチウムイオン2次電池】発明者 注目度番付トップ100、1位は東芝の高見氏
経営分析、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルトはこのほど、リチウムイオン2次電池の研究開発を手がける注目度の高い発明者をまとめ、「リチウムイオン2次電池 発明者注目度番付トップ100」として発表いたしました。2010年11月末までに公開されたリチウムイオン2次電池関連の特許について、注目度の評価指標「パテントスコア」を算出し、発明者ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位は東芝の高見則雄氏、2位は帝人の西川聡氏、3位は宇部興産の安部浩司氏となりました。
<順位/企業名/発明者名/総合スコア/有効特許件数>
*添付の関連資料を参照
1位の高見氏は、この分野において約22年前から特許出願をしています。注目度の高い出願には、高容量、急速充電サイクルなど、リチウムイオン2次電池の特性向上にかかわる技術が多く見られます。同氏は2003年に「高性能炭素負極を用いたリチウムイオン電池」の発明に関して、発明表彰日本弁理士会会長奨励賞を受賞しています。
2位の西川氏は、約11年前からこの分野に特許出願をしており、特に非水系2次電池用のセパレーターに関して注目度の高い出願が見られます。現時点で帝人のセパレーター事業はまだ製品化には至っていませんが、同氏を中心として研究開発が進められているものと考えられます。
また3位の安部氏は、この分野において約14年前から出願をしており、有機電解液に関して注目度の高い出願が見られます。同氏の有効特許123件のうち、三洋電機と12件、パナソニックと2件、ジーエス・ユアサと1件の共同出願があるほか、2011年2月1日付けで新会社を共同設立する日立マクセルとの共同出願が9件あります。
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・「リチウムイオン2次電池 発明者 注目度番付トップ100」上位100人のリスト
・上位発明者の高スコア特許リスト(※対象発明者、件数は下記を参照)
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※発明者の所属企業については2011年11月末時点の特許公報記載の情報に基づくものであり、現時点における実際の所属先と異なる可能性があります。
※有効特許件数:失効したものや、拒絶、取り下げされたもの以外の現存する特許件数。
※算出方法について:公報電子化以降〜2010年11月末までに発行された、窯業業界における有効特許が対象。特許出願後の経過情報等を用いて個別特許の注目度を算出し、発明者ごとに合計した値を評価。発明者が複数いる場合は、発明者の人数で按分しています。