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ウイングアーク、帳票基盤ソリューションの新バージョンを出荷開始

2014-02-04

帳票基盤ソリューションの新バージョン「SVF Ver.9.2」を出荷開始
エンタープライズ向け帳票ツールとして初めてIVSを実装し、多言語や安定運用のための機能を強化〜


 ウイングアーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸)は、帳票基盤ソリューション「SVF」の新バージョン「SVF Ver.9.2」を、1月31日(金)より出荷開始します。エンタープライズ向け帳票ツールとして初めてIVSを実装し、多言語や安定運用のための機能や拡張性を強化しています。

 「SVF」は、企業の帳票やドキュメントを設計開発からアウトプットまで全社的に一元管理する、帳票基盤ソリューションです。
 「SVF Ver.9.2」では、企業のグローバル化への取り組みやITの環境変化の中で帳票の基盤化および共通化に対応するために、帳票開発における多言語設定やプリンター対応機種の拡充、クラウド環境での運用をサポートするセキュリティの強化、Unicodeでは表現できなかった文字出力を可能にするIVS(Ideographic Variation Selector)対応(※1)など、国際化に添う製品として帳票基盤の安定運用を支える機能を強化しています。

 「SVF Ver.9.2」は、既に公益財団法人や製造・輸入業をはじめとした企業への導入が決定しており、今後、環境移行のためのマイグレーションツールやサービスを提供するなど、「SVF」製品をお使いのお客様へ積極的に本バージョンへの移行提案を実施してまいります。


 「SVF Ver.9.2」の機能強化点は以下のとおりです。


■開発および運用における多言語対応の拡充
 ・全製品で3ヶ国語(日本語・英語・中国語簡体字)のユーザーインターフェイスを標準提供。
 ・8ヶ国語(日本語、中国語繁字体、中国語簡字体、韓国語、フランス語、英語、タイ語、チェコ語)のプリンター出力とExcel出力に対応。(※2)


■国際標準規格とアーキテクチャへの対応
 ・Unicode規格であるIVS(異体字セレクター)に対応。外字の登録の手間を省き、詳細な字体の違いが出力可能。
 ・インターネットプロトコルIPv6を全製品でサポートし、IPv4/IPv6混在環境での運用も可能。管理できるアドレス空間の拡大と優先度に応じたデータの送信などが可能に。
 ・遠隔プリンターへのPDF直接印刷ができるようになり、印刷操作が簡易に。
 ・クラウド環境での帳票システム運用を視野とする、HTTP(S)接続によるモジュール間のセキュア通信をサポート。ファイヤーウォールに新たなポートを開けず、SSL通信で容易な運用が可能。


■印刷実行における運用強化(RDE)
 ・複数文書の印刷や自動印刷時の順序指定の追加など、「RDE」による印刷実行順序の制御を強化。
 ・ページ範囲指定機能を利用し3つのプリンターで並列印刷を行うことで、従来の1/3時間での印刷処理が可能な文書コピー機能を強化。
 ・プリンターグループの割当方法の機能を強化し、優先順位に基づいた出力の選択や様々な運用パターンが選択できるなど出力運用を大幅に強化。


■中小規模システムに特化した新製品
〜PDF帳票出力パッケージ「SVF for PDF Client Edition」および帳票統合スプールサーバー「RDE Limited」〜
 ・中小規模システム向け製品として「SVF for PDF Client Edition」と「RDE Limited」製品をラインナップに追加。インストールの簡便さや使い勝手の良さ、導入しやすい価格帯(※3)により、出力枚数が限定される中小規模システムの帳票運用を支援。


 「SVF Ver.9.2」詳細については下記URLをご参照ください。
 http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/svf_v9.html


 なお、2月27日(木)に開催する以下セミナーで、本製品の詳細についてご紹介します。

<セミナー概要>
 名称:「SVF新バージョン9.2紹介セミナー〜帳票基盤のライフサイクルマネジメントがもたらす新たな価値〜」
 日時:2014年2月27日(木)15:00〜17:30(14:30受付開始)
 場所:ウイングアーク 本社21F セミナールーム
    〒150−0031 東京都渋谷区桜丘町20−1 渋谷インフォスタワー14F
 URL:https://info.wingarc.com/public/seminar/view/923


 (※1)IVS(Ideographic Variation Selector)対応
  文字符号としては同一視されている漢字を、詳細な部分に関して特別に使い分けるための仕組みである異体字セレクターに対応。特に人名や地域など特別な意味合いを表現するには有効であり、文字コードの共通性を犠牲にすることなく、SVFは表現が可能となる。また汎用的なフォント(例 IPAmj明朝など)を使うことができ、IVS(Ideographic Variation Selector)対応により、Unicodeだけでは表現できない文字情報の出力が可能となる。

 (※2)「PostScript」「DP Series」「PrinfinaMANAGER PS」「JPP」へ対応し、ラベルプリンター機種では「SATO(※タイ語を除く)」に対応。

 (※3)「SVF PDF Client Edition」の製品価格は50万円(税別/10クライアント)、「RDE Limited」の製品価格は200万円(税別/1サーバー)。「RDE Limited」は、「SVFX−Designer」1クライアントおよび「Universal Connect/X」1サーバーライセンス同梱。


 ※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。


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