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エプソン、0.38型SVGAの高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネルの量産開始
電子ビューファインダー向けに
0.38型SVGAの高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネルを量産開始
〜小型・高精細の「ULTIMICRON」シリーズ第4弾、「CP+2014」で初公開〜
※商品画像は添付の関連資料を参照
セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、電子ビューファインダー向けに、0.38型でSVGA解像度(800×RGB×600)、約144万ドットの高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON(アルティミクロン)」を開発し、このたび量産を開始しました。
「ULTIMICRON」シリーズ第4弾となる小型・高精細の本パネルは、ミラーレス一眼カメラやプレミアムコンパクトデジタルカメラなどで求められる高品質な電子ビューファインダーが主な用途になります。
エプソンの「ULTIMICRON」は、1枚の液晶パネルでフルカラー表示が可能な、究極の精細感と鮮やかさを両立した極小のディスプレイです。本パネルを搭載した電子ビューファインダーは、主に次の特長を有します。
<・豊かな階調表現や自然なボケ味を再現>
カメラユーザーが撮影時にファインダーをのぞきこむ楽しさやピントの合わせやすさに貢献します。
<・さまざまな環境下で視認性を確保>
まぶしい日差しの下や夕闇の中でも、十分な視認性を確保できます。
<・カラーブレークアップ現象が生じない>
カラーフィルター方式を採用しているため、フィールドシーケンシャル方式では動きの速い被写体撮影や流し撮りの際に起きることがあるカラーブレークアップ(色の残像)現象が原理的に発生しません。
<・電子ビューファインダー内蔵型カメラの小型化、薄型化に貢献>
SVGA解像度の当社従来品「L3F04S−80300」(対角0.47インチ)と同じ解像度でありながら、画素の狭ピッチ化により対角0.38インチを達成しました。小型・高精細の本パネルは、カメラメーカーの追求するコンパクトな電子ビューファインダー内蔵型カメラの実現に貢献します。
なおエプソンは本パネルを、2月13日から2月16日にパシフィコ横浜で開催される、カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+(シーピープラス)2014」の当社ブースに出展します。
今後もエプソンは独創の技術を磨き、カメラユーザー、メーカーが常に追い求める撮影する楽しみを具現化していくために、電子ビューファインダー向け「ULTIMICRON」の開発に努めてまいります。
■本パネルの主な仕様
※添付の関連資料を参照
■電子ビューファインダーおよび「ULTIMICRON」について
電子ビューファインダーとは液晶ディスプレイを使ったカメラのファインダー(被写体をのぞく小窓)で、主にデジタルカメラやカムコーダーに搭載されています。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■出展案内
エプソンは本パネルを、2月13日(木)から2月16日(日)までパシフィコ横浜で開催される、カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2014」の当社ブースに出展します。出展内容の詳細は次のウェブページをご覧ください。http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/cpplus/
■「ULTIMICRON」についてのお問い合わせ先
「ULTIMICRON」の詳細情報は下記をご参照ください。
商品ウェブサイト:http://www.epson.jp/prod/htps/ultimicron/
イメージ動画(YouTube エプソン公式チャンネル):http://www.youtube.com/user/epsoncorpjp
以上