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三井住友建設、柱も梁も無い高層板状マンション「Sulatto Neo(スラットネオ)」を開発

2014-01-29

柱も梁も無い高層板状マンション"Sulatto Neo(スラットネオ)"を開発
−「Neoフレーム」による安全・快適な新構法−



 三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)は、バルコニー側の柱型と梁型を無くして、開放感と眺望に優れ室内の有効空間を広げた高層板状マンション"Sulatto Neo(スラットネオ)"(※1)を開発しました。"Sulatto Neo"は従来の柱と梁による構造フレームに替えて、「Neoフレーム」(※2)にてバルコニー側の構造躯体を構成することで、一般的な板状外廊下形式のマンションでも柱型と梁型を無くすことができ、優れた眺望と開放感、室内有効空間の拡大、そして免震構造による安全性を実現する新構法です。板状超高層マンションへの適用を目的として開発し、今後当社の設計施工マンションの主力商品として、首都圏をはじめ全国の高層マンション案件に積極的に提案していきます。

 ※1 特許出願中。Sulattoは当社の登録商標です。
 ※2 Neoフレーム:壁と床で構成する三井住友建設オリジナルの構造フレーム。


 *図1は添付の関連資料を参照


■"Sulatto Neo"の特徴
 (1)柱と梁の無い住空間を実現
  "Sulatto Neo"ではバルコニー側に柱型も梁型もありません。そのため住戸の間口と天井いっぱいのフルサッシを設置することができ、高層マンションにふさわしい優れた眺望や開放感、明るさを備えたリビング空間を実現します。
  また住戸と住戸の間の壁には当社オリジナルの梁型の無い耐震壁を採用し、出っ張りが少なく使いやすい住空間を創造します。

 *図2は添付の関連資料を参照


 (2)一般的な板状外廊下形式のマンションに適用可能
  "Sulatto Neo"は一般的な板状外廊下形式のマンションに適用可能な新構法で、敷地形状や住戸ユニット形式への制限が少なく汎用性が非常に高いことが特徴です。また住戸玄関がある共用廊下側は従来の柱と梁からなるラーメン構造になっており、階段やエレベーターなどの共用部分に特殊なコア壁等を設ける必要はありません。
  施工面でも特殊な工法を用いる必要はなく、施工条件や工期・コストに応じて在来工法でもプレキャスト工法でも採用可能です。

 (3)免震構造により安全性を確保
  "Sulatto Neo"は免震構造を採用した、地上20階・高さ60m程度までの高層板状マンションに最適な構法です。免震構造の効果により地震時の建物の揺れを抑えて、住む方々はもちろん家具・家財への安全性も高めています。
  建物形状は一般的な板状外廊下形式を採用しており、当社のこれまでのマンション設計施工実績に基づくバリエーション豊かな住戸プランをご提案可能です。


■今後の展開
 "Sulatto Neo"は、開放性が高く快適な住空間を実現するために開発した新しい構法です。首都圏をはじめ全国の高層マンション案件における当社からの提案として、積極的に展開を図っていきます。今後も当社はこれらの開発を通じて、より一層のマンション価値向上に寄与すべく、安全・安心・快適な住まいの創造を目指していきます。


以上


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三井住友建設 登録商標 免震構造 首都圏 耐震 特許 地震

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