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ヤマト運輸、「ICカード免許証」を活用した運転免許証管理システムを運用開始

2014-01-23

ICカード免許証」を活用した運転免許証管理システムを構築
〜ITを活用して運転者と運転免許証・車両区分をマッチング〜



 ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜)は、1月20日から「ICカード免許証」を活用した運転免許証管理システムの運用を開始しますのでお知らせいたします。


     記

1.背景
 平成19年6月2日の道路交通法の一部改正に伴い、中型自動車免許が新設されました。これに伴い、今まで普通自動車免許で運転が可能であった車両の一部が中型自動車免許扱いとなりました。普通自動車中型自動車の判別は目視では難しいため、運行管理者と運転者は自動車検査証(車検証)の車両総重量と自動車運転免許証を都度照合確認しております。
 普通自動車免許保持者が増加する中、貨物自動車運送事業法にて新たに義務付けられた「乗務車両と乗務員保有免許の整合性」および「自動車運転免許証の有効期限確認」など、「点呼執行業務」時の見落としなどのヒューマンエラーによる法令違反(無資格運転・無免許運転)を防止するため、目視確認に加えて「ICカード免許証」(※1)を活用し、ITの側面から運行管理業務を支援してコンプライアンスを徹底いたします。

 (※1)ICカード免許証:表面に記載されている内容などがICチップに記録された自動車運転免許証。読み取り装置に暗証番号を入力すると記録内容を確認できる


2.運転免許証管理システム概要
 ポータブル・ポス(※2)を起動させる際にICカード免許証を1秒間かざして情報を読み取り、事前に読み取った社員情報・自動車検査証(車検証)情報と照合します。

 (※2)ポータブル・ポス:宅急便送り状などの情報を入力するためにセールスドライバーが携帯する端末

 (1)本人確認
  運転者である社員情報と自動車運転免許証情報が一致するか確認し、免許証不携帯を防止します。
 (2)有効期限確認
  自動車運転免許証の有効期限を確認し、60日以内になると警告音とともにお知らせ表示を行って有効期限切れを防止します。万が一有効期限切れの場合は、ポータブル・ポスが起動しません。
 (3)自動車運転免許種別と乗務する車種の整合確認
  乗務する車両の自動車検査証(車検証)情報を照合し、保有免許で乗務可能な車両か判断します。運転できない車両である場合はポータブル・ポスが起動しません。

  *参考画像は添付の関連資料を参照


3.今後の展開
 法令に定められた安全管理業務のシステム化を順次実施してまいります。


以上


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