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博報堂、地域課題を解決する事業づくりを支援するコンサルテイングサービスを開始

2014-01-22

博報堂、地域課題を解決する事業づくりのコンサルティングサービスを開始
文部科学省の提唱する「地(知)の拠点」を目指す大学・大学院向け〜


 株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)は、NPO法人ミラツク、issue+designと共に、文部科学省の提唱する「地(知)の拠点」として地域課題を解決するための事業づくりを行う大学・大学院をサポートするコンサルテイングサービス「+ COC(プラスシーオーシー)」を開始します。

 2012年に文部科学省が発表した「大学改革実行プラン」の方向性の1つが「地域再生の核となる大学づくり、地(知)の拠点であるCOC(Center of Community)構想」の推進です。各地域は少子高齢化の進行、一次産業・製造業などの産業の衰退、コミュニティの弱体化、震災・台風等の相次ぐ自然災害など、多くの課題に直面しています。こうした課題解決のための知的基盤として、またイノベーションの苗床として、自治体や市民、企業と連携しながら、地域再生・活性化の中核を担う教育・研究・社会貢献の機能を兼ね備えたCOCとなることが大学に求められています。文部科学省では、地域の教育、研究、社会貢献という、COCとしての機能を備えた、地域と事業行う大学の中で、特に優れた大学に、財政面で重点的に支援することを打ち出しています。


 ※参考資料は添付の関連資料を参照


 一方で、地(知)の拠点となるために、地域の課題を探り当て、ステークホルダーを巻き込んで事業を計画・推進していくために、どう進めていいかわからない、進めるためのアドバイスが欲しい、というニーズが、大学・大学院の間で高まりつつあります。

 そうしたニーズの高まりを受け、博報堂が培った「生活者発想をベースにしたマーケティング」に加え、地域にソーシャルイノベーション実現のための「対話」の場づくりを実施しているNPO法人ミラツクの「ダイアログ(対話)の場づくり」、地域課題をデザインの力で解決するプロジェクトを運営するissue+designの「地域課題解決のためのソーシャルデザイン」という3者の強みを活かした新しい大学向けコンサルティングサービスを開始いたします。

 このコンサルティングプログラムは、大学の学生・教職員と、学外のステークホルダーたちが集う対話の場づくりを通じた地域課題の発見と、その課題を解決するために効果的なソーシャルデザインの手法を活用した計画づくり、そして、地域のステークホルダーでは補いきれない機能を補てんする地域外の人材とのマッチングなどで構成されています。

 博報堂は、今後も地域の活性化をサポートするプログラムを、積極的に開発していく考えです。


コンサルティングサービス"+COC"の主な特徴

 1.地域課題の発見と、解決へのイノベーション検討のための、学生、教職員、住民、事業主、行政が集う対話の場づくり
  地域課題の発見に必要不可欠なものが、マルチステークホルダー(学生、教職員、住民、事業主、行政等)参加型の対話の場(ワークショップ)を運営するためのノウハウと技術です。地域課題解決というゴールに向けて、参加者、回数、プログラム、形式などを綿密に企画し、場を運営する技術とノウハウをご提供します。

 2.地域課題解決のためのソーシャルデザイン手法
  地域課題の解決、地域発のイノベーション実現に必要不可欠なものが、学生・教職員・住民・事業主・行政等が行き詰った現状を打破できるようなクリエイティブなアイデアを発想し、実現に向けて動かしていくソーシャルデザインの手法です。そのバイブル的な書籍である「ソーシャルデザイン実践ガイド」の著者とともにこの領域のプロジェクト実施に経験豊富なスタッフがプログラム作りをサポートいたします。

 3.COC実現のために必要な人材のマッチング
  地域課題の解決、地域発のイノベーション実現に必要不可欠なものが、地域のプレーヤーに対して、多くの視点と気づきを与えられる外部の視点です。コミュニティデザイン、ワークショップ、ものづくり、食、医療、観光、金融、デザイン、ウエブ、IT、エスノグラフィー、ブランドなど、多くの分野の専門家ネットワークを駆使し、地域に必要な人材がプログラムづくりと運営に参画します。


■NPO法人ミラツク(http://emerging-future.org/)とは
 2008年に活動を開始、2011年にNPO法人として設立。京都、東京に拠点を置き、各地域でマルチセクターが参加する地域イノベーションのためのプラットフォームづくりに取り組む。
 また、大学、行政に対する技術移転のコンサルティングを手がける。


■issue+designとは
 「社会の課題に、市民の創造力を」を合言葉に、神戸市・博報堂他が運営に参加するソーシャルデザインプロジェクト。東日本大震災支援の「できますゼッケン」、地域の人との出会いを楽しむ旅のガイドブック「Commnunity Travel Guide」などの課題解決型デザインを多数実施。


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