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三菱電機、通年エネルギー消費効率達成の店舗・事務所用パッケージエアコンを発売
4方向天井カセット形をフルモデルチェンジ、省エネ性・快適性が向上
三菱電機パッケージエアコン「スリムZR」シリーズ新商品発売のお知らせ
三菱電機株式会社は、4方向天井カセット形の全能力帯において業界トップ(※1)の通年エネルギー消費効率(APF)を達成した店舗・事務所用パッケージエアコン「スリムZR」シリーズ新商品(室内ユニット9タイプ全311機種)を5月1日から順次発売します。
本商品は、「HVAC&R JAPAN 2014」(1月28日〜31日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
※1:4方向天井カセット形との組み合わせにおいて(P40〜P80形は三相機種の値)
2014年1月16日現在(当社調べ)
*商品画像は添付の関連資料を参照
【新商品の特長<4方向天井カセット形>】
1.全能力帯で業界トップの通年エネルギー消費効率(APF)を達成
・高効率な熱交換器の採用や翼形状を見直した新型ターボファンなどにより、P40形・P45形でAPF6.7など、全能力帯(※2)で省エネルギー法2015年基準値を達成する業界トップのAPFを実現
※2:P224・P280形は同時ツイン(室外ユニット1台に対し室内ユニット2台を接続)
2.湿度センサーを活用した「センシングドライ運転」で冷えすぎない除湿を実現
・人感ムーブアイに加え湿度センサーを新たに搭載し、冷房運転とドライ運転を自動的に切り替える「センシングドライ運転」でスピード除湿と冷えすぎない除湿を両立
・湿度センサーを使用しない従来のドライ運転と比べ消費電力を約5%削減(※3)
※3:PLZ−ZRP140EFFと湿度センサー無し当社従来機による設定温度25℃、3.2kW負荷での2時間の積算入力値比較において(当社調べ)
3.業界初「暖房プレヒート」機能により霜取運転中の室温低下を抑制
・霜取運転前にあらかじめ室温を上げる「暖房プレヒート」(※4)を業界で初めて(※5)搭載し、霜取運転中の室温低下を抑制
・4方向天井カセット形を含めすべての室内ユニットタイプに搭載
※4:室温・外気温が低い場合には機能しない場合があります。
※5:業務用パッケージエアコンにおいて 2014年1月16日現在(当社調べ)
【発売の概要】
シリーズ名・タイプ :スリムZRシリーズ(※6) 4方向天井カセット形
セット形名(※7) :PLZ(X)−ZRP 40〜280EF(C)F
冷房最大能力 :4.0kW〜28.0kW
価格(税抜き) :592,000円〜2,176,000円
発売日 :5月1日から順次
※6:R410A冷媒を使用
※7:セット形名( )内のXは室内ユニット2台接続(同時ツイン)、Fはムーブアイセンサーパネル、Cはフィルター自動清掃ユニットを表す。
【発売の狙い】
昨今の電力事情から節電に対する関心は高く、業務用エアコンにおいてもより一層の省エネ・節電を強く求められています。また、エネルギー効率が高い製品の使用を促進するために、省エネルギー法で2015年度に具体的に達成すべき基準値が定められています。
当社は今回、機器本体の省エネ性の向上を図り、省エネルギー法の2015年基準値を達成し、さらに業界トップの通年エネルギー消費効率(APF)を実現した店舗・事務所用パッケージエアコン「スリムZR」シリーズを発売します。4方向天井カセット形では湿度センサーを新たに搭載し、湿度を考慮した運転制御でより快適でムダの少ない空調を行います。
*以下、特長の詳細などリリースの詳細は添付の関連資料を参照