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リニアテクノロジー、デュアルフェーズ同期整流式降圧スレーブ・コントローラーを販売
リニアテクノロジー、新製品「LTC3874」を販売開始
サブmΩのDC抵抗による電流検出で、最大300A出力に対応するスレーブ電流モードの降圧位相拡張器
リニアテクノロジー株式会社は、ルチフェーズ・アプリケーションにおいて位相数を増やすことにより、対になるマスタ・コントローラと組み合わせると最大300Aの電流を生成するデュアルフェーズ同期整流式降圧スレーブ・コントローラ「LTC3874」の販売を開始しました。LTC3874は28ピン4mmx5mm QFNパッケージで供給されます。1,000個時の参考単価は2.47ドルからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC3874)。
LTC3874に適合するマスタ・コントローラには、LTC3866、LTC3875、LTC3774などがあります。いずれも真の電流モード制御を行い、検出抵抗なしでDC抵抗(DCR)の小さい(0.2mΩ)パワー・インダクタを使用できるので、コンバータの効率を最大限に高め、電力密度を上げることができます。
LTC3874はリニアテクノロジーの低DCRのピーク電流モード・コントローラを補完するもので、負荷が大きく変動するような場合でも、電流バランスを精度よく取りながら並列運転が可能など、マルチフェーズのスレーブ設計に必要なすべての機能を提供します。LTC3874は4.5V〜38Vの入力電圧範囲で動作し、最大5.5Vの固定出力電圧を生成します。最大12位相の並列接続ができ、位相をずらして駆動することによりフィルタリングを最小限に抑えることができます。配電、n+1冗長電源、産業用システム、DSPおよびASICの電源などのアプリケーションに最適です。
LTC3874は250kHz〜1MHzの範囲の固定周波数で動作し、外部クロックに同期させることもできます。強力な1.1Ωの内蔵ゲート・ドライバによりMOSFETのスイッチング損失を最小限に抑えます。また、上限および下限の電流検出しきい値を16mV〜72mVの範囲で正確にプログラムできるので、電力損失を最小限に抑え、過電流トリップ・ポイントを正確に設定することができます。この他に、選択可能な軽負荷時の連続/不連続動作、プログラム可能な位相シフト制御、過電圧保護などを特長としています。
■LTC3874の主な特長:
・位相数の多い電圧レール対応の位相拡張器
・高精度な位相間電流分担
・ピーク電流モード制御
・1mΩ未満(0.2mΩ)のDC抵抗による電流検出
・広い入力電圧範囲:4.5V〜38V
・出力電圧範囲:最大5.5V
・最大12位相で動作
・最大300Aの高出力電流が可能
・プログラム可能な位相シフト制御
・調整可能な電流検出しきい値:16mV〜72mV
・フェーズロック可能な固定動作周波数:250kHz〜1MHz
・強力な1.1Ωゲート・ドライバ内蔵
・過電圧および過電流保護
※製品画像は、添付の関連資料を参照
<リニアテクノロジーについて>
S&P500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp
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