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パテント・リザルト、「新興市場 特許資産規模ランキング【化学】」を発表
新興市場上場企業【化学】業界 特許資産規模ランキング、
トップ3はエスケー化研、松本油脂製薬、タカラバイオ
株式会社パテント・リザルトはこのほど、東証マザーズ、ジャスダックに上場する化学業界の企業を対象に、特許資産を質と量の両面から総合評価する「新興市場 特許資産規模ランキング【化学】」をまとめました。2013年3月末までに公開された日本の特許庁に登録されているすべての特許について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を算出し、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 エスケー化研、2位 松本油脂製薬、3位 タカラバイオ、4位 綜研化学と、上位4社は前年と同じでした。
*表資料は添付の関連資料を参照
1位のエスケー化研は、「塗膜表面を親水性にし、付着した油性の汚染物質を降雨時の雨水により洗い流す塗料組成物」などの技術に注目度の高い特許を保有しています。
また、2位の松本油脂製薬は、「熱可塑性マトリックス樹脂を補強するために用いられる炭素繊維用サイジング剤」などの技術に、また3位のタカラバイオは「フコイダンを構成成分とする、生理的効果に優れた食品、飲料」などの技術に注目度の高い特許が見られます。
上位10社のうち、前年より大きく順位を上げた企業としては、6位クラスターテクノロジー(前年圏外)、7位 扶桑化学工業(前年14位)、8位 トリケミカル研究所(前年圏外)、9位サンエー化研(前年13位)などが挙げられます。
前年圏外であったクラスターテクノロジーは「DNAチップや、プロティンチップ等に用いるアモロファスカーボン基材」などに、トリケミカル研究所は「半導体などに用いるハフニウム系膜を効率良く形成できる技術」などに注目度の高い技術が見られます。
本ランキングに関するさらに詳しい情報を、下記の通り販売しております。
【新興市場銘柄 特許資産規模ランキング ご提供データ】
◆新興市場 全業種 特許資産規模/登録件数ランキング 上位100
◆新興市場 電気機器 特許資産規模/登録件数ランキング 上位50
◆新興市場 サービス 特許資産規模/登録件数ランキング 上位30
◆新興市場 化学 特許資産規模/登録件数ランキング 上位30
◆新興市場 情報通信 特許資産規模/登録件数ランキング 上位50
◆新興市場 機械・精密機器 特許資産規模/登録件数ランキング 上位50
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※算出方法について:
特許資産の規模とは、各出願人が保有する特許(特許庁に登録され、失効や権利放棄されていない特許)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、出願人ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による他社特許拒絶への引用、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。