SBIホールディングス、韓国で「未来創造M＆Aファンド」を運用受託

韓国政府機関からの「未来創造M＆Aファンド」運用受託について


　当社グループの韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社（本社：韓国ソウル市、代表取締役：高橋　良巳（＊）、以下「SBIインベストメントコリア」）は、このたび韓国政府の投資機関である韓国ベンチャー投資公社及び韓国政策金融公社より「未来創造M＆Aファンド」の委託運用会社に選定されましたので、お知らせいたします。

　＊代表取締役名の正式表記は、添付の関連資料を参照

　「未来創造M＆Aファンド」は、韓国政府の主要経済政策の執行のために新たに組織された未来創造部が主管するファンドです。複数の運用会社に運用を委託し、委託を受けた運用会社がそれぞれファンドを設立して、中堅企業の成長促進支援という目的に沿った投資を行います。SBIインベストメントコリアが委託運用会社として選定され、このたび設立する「SBI　未来創造アセアンM＆Aファンド」は、（１）IPO可能性の高い韓国の中堅企業が技術取得や規模拡大を目的として国内外でのM＆Aを検討する場合に、当該企業にM＆A資金として投資を実行すること、（２）韓国の中堅企業がアセアン地域に進出する際に、当社グループの海外現地法人や出資先金融機関と連携をして支援を行うとともに、進出に必要な資金を出資すること、を目的としております。

　「SBI　未来創造アセアンM＆Aファンド」の出資金総額は５００億ウォン（約４９億円）であり、うち韓国ベンチャー投資公社が１００億ウォン（約１０億円）、韓国政策金融公社が１００億ウォン（約１０億円）、SBIインベストメントコリアが７５億ウォン（約７億円）、その他の機関投資家が２２５億ウォン（約２２億円）を出資いたします。なお、本ファンドの組成は２０１４年１月中を予定しております。

　当社グループは、アジアの新興国を中心に現地有力パートナーと連携して投資事業を展開するとともに、同地域における現地金融機関への出資を行なっており、このたびのファンド運用受託は、このような当社グループが構築してきたネットワークが評価されたものと考えております。今後も、アジア地域におけるネットワークを最大限に活用し、受託運用資産の拡大を目指してまいります。

　※１ウォン＝０．０９８円にて換算


以上