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日本チェーンストア協会、11月の販売概況を発表
平成25年11月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 58社/店舗数 8,285店
※総販売額 1兆723億円 (店舗調整前)104.1% (店舗調整後)100.7%
<部門別の概況>
・食料品 6,543億円 (店舗調整前)107.4% (店舗調整後)103.0%
・衣料品 1,190億円 (店舗調整前) 92.8% (店舗調整後) 91.5%
・住関品 2,291億円 (店舗調整前)102.8% (店舗調整後)100.1%
・サービス 34億円 (店舗調整前) 97.7% (店舗調整後) 81.5%
・その他 663億円 (店舗調整前)100.6% (店舗調整後)100.3%
平成25年11月度は、衣料品は、前半の高気温により冬物商材が不振だったこともあり不調に終わったが、食料品が農産、畜産ともに好調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、4カ月連続のプラスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、相場高により白菜やキャベツ、レタス、カット野菜が好調だったほか、後半の低気温による鍋需要からネギやきのこも好調。果物は、バナナ、ぶどう、柿、柑橘類などを中心に好調だったが、りんごは不調だった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉と好調だったほか、ハム・ソーセージや相場高の鶏卵も好調だった。
●水産品
水産品は、マグロ、サンマ、刺身類のほか、タラ、ブリなど鍋物商材が好調だったが、アジ、サバ、スルメイカ、貝は不調に終わった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜では、揚げ物、スナック類、オードブルなどは好調だったが、焼魚や焼鳥、中華は不調。要冷惣菜では、サラダなどの洋惣菜や和惣菜は好調だったほか、米飯、寿司も好調だった。
●その他食品
その他食品は、鍋物需要により鍋ツユや練り物が好調だったほか、飲料、麺類やヨーグルトドリンクを中心とした乳飲料が好調だったが、冷凍食品、米は不調に終わった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、スーツやドレスシャツ、長袖オーバーシャツは好調だったが、コート、ジャンパー、スラックス、カジュアルパンツは不調だった。
●婦人衣料
婦人衣料は、フォーマル、ブラウス・シャツは好調だったが、長袖Tシャツ、カットソー、パンツ・スカート、ジーンズは不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料は、子供用パジャマ、紳士靴下が好調だったが、紳士・婦人・子供の肌着、子供服、ベビー用品、手袋などの季節商品は不調だった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、タオル、ランドセルは好調だったが、トイレットペーパーなどのペーパー類、調理器具、文具、ゲームソフトは不調だった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、ヘアメイク、マスク、液体洗濯洗剤は好調だったが、フェイスメイク、ボディケア、ヘアケア、カイロ、防虫剤などが不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、押入れ収納ケース、バス用品が好調だったが、冬物寝具、カーテン、冬物カーペットや毛布、こたつ関連が不調に終わった。
●家電製品
家電製品はエアコン、暖房器具、冷蔵庫、洗濯機、調理家電は好調だったが、デジカメ、掃除機は不調だった。
●その他商品
その他商品は、ランニングシューズ、電動アシスト自転車、ペットフード等のペット用品、生花などが好調だったが、スポーツバッグは不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.2%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成25年11月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp